ふたつの結末 Nozomu/Ryusei 2

#059 ページ14

ピピピピピピ.....




ガッ。







「ん〜.....」








そうか....仕事か.....








今日はいつにもまして眠い.....









.









ん？









なんかめっちゃいい匂いすんねんけど









望「あ、起きた〜？」









望が...朝ごはん作ってる....？









って、えええええ！！！






思わず望のとこまでかけよる









「え、ちょ、怖いわ！あんたが料理て！包丁ちゃんと持ってる！？火は！？付けっ放しにしてない！？！？」









すると望がわたしの目線に合わせるようにかがんで









頭に手を乗せる









なにこれ。









「な、なに...」









.









望「寝起きぶっさいくやな〜。
可愛さゼロ！(笑)顔洗ってき〜」









殺意が芽生えて花が咲きました。









「っへ！！ブスで悪かったな！！！
みとけ！！顔洗ったら深キョン並みの美人やからな！？ブスってゆったこと後悔させたるわ！！！！！！！」









望「お前が深キョンとか何億年かかっても無理！！！(笑)せいぜいがんばってくまモンやな！！！(笑)」









もはや人間ちゃうやんけ








あ〜おもろと笑い転げる望を無視して









やけくそになりながら顔を洗う









あんなん言う奴が私のこと好きなわけないやん。








はあー勘違いした自分が馬鹿やった。









望が作ったやつ全部まずいって文句ゆったろ

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