雲雀恭弥の呼び出し2 ページ26
二人が戦い初めてからしばらくして
「...ねえ君」
「なんですか?」
「なんで本気にならないの?本気でやらないと噛み殺すよ。」
それを聞いて気づいてたのかとユリマは内心驚いた。
「今の恭弥君の実力じゃあ何年立っても私に勝てないからだよ。」
「《ムッ 僕が弱いってこと。」
「うん。」
そう返事をすると雲雀は先ほどよりも激しい攻撃をして来た。
(でも弱いっていってもギルドランクではCランクぐらい。武力だけでCランクもあるのは凄いけどね。)
魔法世界ユラリスでは、どんなに武力が苦手でも魔法で補えばDランクまではなんとかいけるが、武力だけでCランクぐらいまで上るには少し厳しいのだ。
だからこそ人間界の基本的平和な表社会のなかでCランクぐらいあるのは凄い事なのだ。
そんなこんなしている内についにチャイムがなった。
キーンコーンカーンコーン
「昼休みになったからもう終わりだよ。」
ユリマのその言葉に雲雀は
「ダメだよ。君、全然本気出してないよ。」
「これ以上やる気なら私は逃げるよ。」
その言葉を聞き雲雀は少し考えこんだ。
「じゃあこれで終わりにしてあげる。だけど僕が呼び出したら来ること。じゃなきゃこのまま続ける。」
「....。」
先ほどと反対の立場になったのを見てユリマは沈黙してから言った。
「分かった。」
ユリマの返事を聞き楽しそうに雲雀は言った。
「じゃあ今度呼び出すよ。」
そして屋上から出て行った。
今回はオリジナルです!なんか雲雀さんの口調がよくわからなくなっちゃって途中から雲雀さんらしくないかもしれません....。
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シノ(プロフ) - 設定に書き忘れてて、すみません、ののさん。ユウリとユリマは養子の関係なので、血は繋がっていません。 (2015年8月27日 0時) (レス) id: b04949966b (このIDを非表示/違反報告)
のの - ユウリ=フーレスさん、9才で夢主を生んだって事になりますよ? (2015年8月20日 2時) (レス) id: b605ca48ed (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - ルーナさん» だっだいすき・・・すごい嬉しいですO(≧∇≦)oありがとうございます! (2014年3月23日 15時) (レス) id: 9201dcd45c (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - 初めまして!この作品、大好きです!続きが気になります!更新がんばってください!あ、でも無理は、しないように・・・してくださいね。応援しています♪ (2014年3月23日 14時) (レス) id: 2fa484936c (このIDを非表示/違反報告)
ギオン0917(プロフ) - はい!むしろ、応援させてください(笑) (2014年3月23日 11時) (レス) id: 8575e5c6b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シノ | 作成日時:2014年3月20日 18時