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「ぷは〜〜」
やっぱりビール美味しい！
笹原A、27歳会社員。ちなみに彼氏なし独身。
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「コラっ、もっと女のコらしくしなさい」
この子は、同僚の矢崎 凛華。
私よりはるかにしっかり者で、かっこいい女性。
自慢の同僚でもあり、私の良き理解者。
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「いい加減彼氏作りなよ。もう私たち27だよ？」
「凛華は、いーじゃん！ヒロキくんがいるんだし」
「私は、Aの心配してんのっ！！」
「いたたたっ………！わ、分かったから！痛いっ」
ほっぺたを引っ張られて、始まった凛華の説教。
同い年なのにお姉ちゃんみたいで。
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「私だってはやく彼氏作って〜結婚して〜ってしたいよ？……でもさ、」
「六年前の元カレのこと？」
「…………」
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私だって努力した。
忘れたくて、この六年の間に何人かと付き合った。
でも、どうしても彼と比べちゃったり、彼とのことを思い出したりして……最後は、「お前ってほんとに俺の事好きなの？」で終わる。
…………好きになる努力はしてる。
でも、完全には好きになれないんだ。
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「どうしたらいいのか、自分でもわからないんだよね……」
「………そっか」
「それより、凛華とヒロキくんのこと聞きたい！」
「はっ？！……うん、まあ今度二回目のデート行くことになった、、」
「え！よかったじゃん！」
私は、一生独身のままなのかもしんない。
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なのはなさいた(プロフ) - 毎回楽しみしてます！頑張ってください！ (2019年3月11日 1時) (
レス) id: 9a9c48371e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉緒 | 作成日時：2019年3月5日 0時
