第4話 ページ5
ヒーローなのに名簿に登録してない…⁈
私は混乱して頭の中がぐるぐるしていました。
「なんだそれ。」
ま じ で す か ‼
着々とキャラ崩壊がすすんでいますが、
そんなこと構っていられません！
ヒーロー名簿及びヒーロー協会のことをジェノスさんと熱弁させていただきました！
これでどれだけ重要なことなのかサイタマさんも分かってくれたはずです！
3年も怪人を倒していたら、もうA級になっていてもおかしくないのですから！
もっったいない‼
「わかった、わかったから落ち着け！」
引き気味のサイタマさんが私たちの口を塞ぎ、
語り終えた私が肩で息をしていると、
「ジェノスは登録しねえの？
あと何で小夜星はそんなに詳しいんだ？」
……そういえば、私がヒーロー志望だということを言っていませんでした！
ジェノスさんは俺はいいとおっしゃっていましたが、
私は何が何でも登録しなければなりません！
いつのまにか用意されていたお茶を一口頂き、姿勢を正し、深呼吸。
「実は、私もヒーロー志望なんです。」
「………は？」
ポカン、という音が似合う顔をされてしまいました。
「お前の様な者がヒーローになれるのか？」
失礼ですがおっしゃる通りです。
分かっていましたとも…！
今の私はどう見ても軟弱な少女。
斯様な心無い言葉を言われる覚悟はしていました！
ですが、私だって戦えます！
「なめないでください。
確かに今の姿では余りにも軟弱が過ぎますが、
私にだって戦うための力はありますとも！
見ていてください！
戦えます宣言をしてしまった以上、
本気の姿と魔法を見せなければなりません。」
不思議そうな顔をしている御二方の前ですく、と立ち上がった私は、
携帯のストラップにしているロットを自分の背丈と同じくらいの大きさに戻し、
【ソラを巡り 月を墜とし 流星に口付けを。】
変身の呪文を唱えました。
ふわり、自分の中に力が湧き上がってくるのを感じます。
詠唱を終えたと同時に私を包んだ光が弾けると、
私は魔法少女です！と宣言する様な姿に変わっていました。
漆黒の髪に白のメッシュが入っていた髪は真っ白に。
普通のワンピースだった服は宵を表すネイビーに。
少しつり目になり、片目は深海の青に変わりました。
ゆったりとしたフリルは占星術師を思わせます。
最後に一言。
「スターリーマギカ、推参します！」
…………………………………………
イメ画は友人に依頼した彩色が終わり次第UPします。
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アルっさん(プロフ) - 気長にお待ちしてます〜。 (2019年9月13日 20時) (
レス) id: b3d637dde1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - うん！！また、今たまってるリク消費できたら魔法少女versionも描きたいです！ (2019年9月13日 20時) (レス) id: 2441a2e2ab (このIDを非表示/違反報告)
アルっさん(プロフ) - 原作読みながら台詞入れていきますので、少し更新が遅れますがどうぞよろしくお願いします(*´-`) (2019年9月13日 20時) (レス) id: b3d637dde1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴ子(プロフ) - わわ！！？貼ってくれてる！！めっちゃ嬉しいです( ´,_ゝ`)ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ これからも応援してます！ (2019年9月13日 19時) (レス) id: 2441a2e2ab (このIDを非表示/違反報告)
アルっさん(プロフ) - ありがとうございます(￣∇￣)引き続きお楽しみくださいませ！ (2019年9月13日 13時) (レス) id: cdae6f79c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルっさん | 作成日時：2019年6月25日 21時
