あのアイドルの可愛い妹【S・S】 (ページ12)

今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:273,871 hit

実家にて1 ページ12

Aside

今、私たちは実家にいます。

しかし、親は出掛けていていない。

翔にいと二人きり。

翔にいから、重い口を開いた。

翔「どうして、オーディションを受けたの？」

「それは…
りこにこのオーディションを薦められて…。」

翔「それで、受けてみようと思ったんだね。」

「うん…
正直、あまり自分の力を出しきれなくて、
落ちると思って…
初めは、あまり本気じゃなかったんだけど、
最終まで行った時に、本気で合格したいと思ったんだよね…」

とにかく、翔にいに今の私の気持ちを伝えた。

翔「うんうん。よくわかった。
でも今、大事な事は、Aがやる気が
あるかどうか？」

「うん！やる気はある。」

翔「そっか！
じゃあ、今の気持ちを親父とお袋に伝える
ことだな！
翔にいも応援してるから！」

翔side

子犬のような顔で俺をみるA。

とにかく、Aの応援をすることが、

俺の役目だ！

A「翔にい、ありがとう(泣)」

可愛い、かわいすぎる。

君は俺を殺したいのか？

泣きながら、俺に抱きついて来たAは、

まだまだ子供なんだな、と思った。

相変わらず、泣き虫だな(笑)

とにかくAを安心させないと。

しかし、うちの親は簡単に認めてはくれない。

お袋は、わかってくれても、親父がな…

俺も、当分認めてくれなかったからさ。

ガチャン

親父たちが帰ってきた。

しかも、同じタイミングで…