Sekiz ページ8
｢ああ、厳密にゃ真空ポンプのうちの一つがヒックマンポンプだが……｣
｢あーうんうん。なんか種類が違うとかそんな感じでしょ｣
｢ククク、正解100億点だ。っつーわけでこの形のタイプのを頼む｣
耳をほじくりながら差し出された設計図には、半球と半球を合わせるような形の真空ポンプが描かれていた。
｢ひぇ〜、また大変そう｣
｢ここから繋いで、この球の中の空気をシュポシュポ抜く｣
｢おほー！面白い原理じゃないの！ワクワクしちゃうわい！｣
くねくねと体を踊らせるカセキじいちゃんの言う通り、大変な分面白そうだ。
早速作業に取りかかるために、必要な材料の調達を始めた。
──それから約２日ほど。
「クク、そのための工作チームだ」
凍らせたラーメンを持ってきた皆が話しながらやってくる。
どうやらこれから凍らせたラーメンがどうなるかを千空が説明していたようだ。
「おほ〜！！完成したぞい！」
「おぅ、見やがれ！くっそ苦労して作った水車を利用した、フリーズドライマシンだ！！」
｢ギアがまた作れてちょ〜楽しかったよー！｣
「「「おぉ〜！」」」
「やるじゃねえか工作チーム！！」
案の定皆は目を見開いて驚いていた。
ふふふ、この顔を見るのが工作の醍醐味ってもんよね。
完成した真空ポンプの中に千空がラーメンを入れる。
あとは水力で勝手に中の空気が無くなってくれるから、待つだけだ。
「フリーズドライラーメン……おあがりよ！」
「……」
「っしゃー！って……なんだ？これよぅ」
「たしかに軽くて小さいが……」
「えぇ〜？普通に不味そうなんだけど、スッカスカのガサガサで」
そうしてできたフリーズドライラーメンを見た村の皆は、その見た目に少し引き気味だった。
まぁ、たしかに最初は美味しそうとは思わないよね〜。
「まぁまぁ、見てみなって」
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マジモンの名無し(プロフ) - たむたむさん» かなり過ぎてますが。もしまだ夢小説やっているのでしたら更新できませんでしょうか、、久しぶりにこのような素晴らしい作品に出会えて感動しております 陰ながら応援させていただきます (1月29日 15時) (
レス) @page15 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - 更新しないんじゃん (2022年7月15日 18時) (レス) @page15 id: 957a1dccfb (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 忙しいかもしれませんが、更新待ってます！頑張ってください、応援しています…！！ (2021年9月17日 18時) (レス) id: 371a01970c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＿＿＿(かせん) | 作成日時：2021年4月12日 0時
