合同任務 ページ42
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まだ太陽が登っている頃に
任務地である街に着いた
「まずは聞き込みからだァ
手分けしていくぞ」
「分かりました」
夕方また合流する約束をして
私たちは街の人から話を聞いて回る
どれくらい時間が経っただろうか
道ゆく人に聞き込みをするが
皆、声を合わせて若い女が街から消えていく
と言うのみ
居なくなった女性にそれぞれ接点もなければ見た目もばらばらだった
夕方、約束した甘味処で不死川さんと合流する
不死川さんはお茶を飲み
私はおはぎを食べている
「これと言って有力な情報が全くと言っていいほどねェ
今回は長期任務になりそうだなァ」
「そうですね」
もぐもぐとおはぎを食べながら不死川さんの話に耳を傾けていると
ジーっと視線を感じた
「どうかしましたか?」
「いやァ
…そのおはぎうめぇか?」
「はいとっても!不死川さんも食べますか?」
目の前に差し出したおはぎを受け取り一口食べる
一瞬その口元が緩むのを私は見逃さなかった
「不死川さんもしかしておはぎ好きなんですか?」
「……悪ィかよ」
「悪くないです!私も好きなので」
「そうかィ」
そのまま少し話をして
夜は街の小さな宿にそれぞれ部屋をとり、お世話になることにした
交代で街の見張りをしながら夜が明けるのを待つ
結局その日は鬼が出ることも
女の人が居なくなったという話も聞かずに朝を迎えた
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あじゅまる(プロフ) - sherryさん» コメントありがとうございます(^^)嬉しいです!今日の夜には続編更新する予定ですので待ってて下さい(*´ω`*) (2021年1月22日 16時) (レス) id: 0c8e0f323e (このIDを非表示/違反報告)
sherry(プロフ) - 初めまして!めちゃくちゃ 面白くてハマてます!続編楽しみにしてます(*´∇`*) (2021年1月22日 0時) (レス) id: 4b3762cb7d (このIDを非表示/違反報告)
あじゅまる(プロフ) - 莉子さん» 莉子さんまたコメントありがとうございます(*´ω`*)嬉しいですぅ!そんな事言われちゃうと終わらせたくない気持ちになります…笑!でも書く予定のお話はまだありますのでまだ続きます!ここから先猗窩座のカッコいいシーンありますのでお楽しみに…♪( ´▽`) (2021年1月21日 20時) (レス) id: 0c8e0f323e (このIDを非表示/違反報告)
あじゅまる(プロフ) - monさん» 初めまして!コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて本当に嬉しいです(;_;)更新頑張りますので是非最後までお付き合い下さい(*´∀`*) (2021年1月21日 20時) (レス) id: 0c8e0f323e (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - あじゅまる様!更新嬉しいですぅ( ; ; )そしてめちゃくちゃ面白いです!!次で完結ですか!?寂しいです( ; ; )このお話凄く読みやすくて、毎日楽しみに更新をお待ちしているので。。!!早く続き読みたいけど終わるのは寂しいです笑猗窩座もカッコいいです。。! (2021年1月21日 19時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あじゅまる | 作成日時:2020年12月28日 0時