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「よもや。4体の鬼を前に一人で戦っている隊士がいると聞いて駆けつけてみれば
 少女とは」


わたしの目の前には炎の様な髪の毛と羽織りをつけた男の人が背を向けて立っていた
その近くにはさっき私が斬ろうとしていた鬼の首が転がっている

私は何が起きたのかとその場から立ち上がれずにいた


「もう大丈夫だ。立てるか?」


その人は羽織りを揺らしながら振り返りそっと手を差し出す
私は戸惑いながらもその手を取り立ち上がる


「ありがとうございます。
 いった…」


鬼の攻撃を受けたところが痛み少しよろけてしまった


「ん?怪我をしているのか
 血も出ている」


その人は私の怪我を心配そうに見つめながら覗き込む


「このくらい大丈夫です。」

「だめだ!すぐに治療をしたほうがいい」


そういってわたしを軽く抱え横抱きにした


「あ!あの!降ろしてください!自分で歩けます!」


一気に顔に熱が集まるのを感じた
なんだこの状況は!
横抱きって!恥ずかしすぎる!


「よもや!軽いな!
 ご飯はちゃんと食べているのか?」


顔を真っ赤にする私を横目にその人はハッハッハと笑っていた


「あの!本当に大丈夫なので!
 降ろして下さいいいいいい!!!」

「君は怪我をしている!
 軽傷じゃないんだしっかり捕まっていろ」

そういってその人は地を蹴り走り出した





この日を境に私の運命の歯車がゆっくりと回り始めた


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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 猗窩座   
作品ジャンル:アニメ
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あじゅまる(プロフ) - sherryさん» コメントありがとうございます(^^)嬉しいです!今日の夜には続編更新する予定ですので待ってて下さい(*´ω`*) (2021年1月22日 16時) (レス) id: 0c8e0f323e (このIDを非表示/違反報告)
sherry(プロフ) - 初めまして!めちゃくちゃ 面白くてハマてます!続編楽しみにしてます(*´∇`*) (2021年1月22日 0時) (レス) id: 4b3762cb7d (このIDを非表示/違反報告)
あじゅまる(プロフ) - 莉子さん» 莉子さんまたコメントありがとうございます(*´ω`*)嬉しいですぅ!そんな事言われちゃうと終わらせたくない気持ちになります…笑!でも書く予定のお話はまだありますのでまだ続きます!ここから先猗窩座のカッコいいシーンありますのでお楽しみに…♪( ´▽`) (2021年1月21日 20時) (レス) id: 0c8e0f323e (このIDを非表示/違反報告)
あじゅまる(プロフ) - monさん» 初めまして!コメントありがとうございます(^^)そう言って頂けて本当に嬉しいです(;_;)更新頑張りますので是非最後までお付き合い下さい(*´∀`*) (2021年1月21日 20時) (レス) id: 0c8e0f323e (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - あじゅまる様!更新嬉しいですぅ( ; ; )そしてめちゃくちゃ面白いです!!次で完結ですか!?寂しいです( ; ; )このお話凄く読みやすくて、毎日楽しみに更新をお待ちしているので。。!!早く続き読みたいけど終わるのは寂しいです笑猗窩座もカッコいいです。。! (2021年1月21日 19時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あじゅまる | 作成日時:2020年12月28日 0時

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