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A:なるちゃんおはよう！
風邪大丈夫？
志乃:ん。大丈夫だよ。
莉緒:昨日、あんたが休んだから
大変だったんだよ？
なるちゃんが居なかったから
莉緒ちゃんに幸と買い物に行った事を
散々自慢していた。
志乃:何、何かあったの？
莉緒:それがさー…
ー昨日ー
莉緒:昨日、瑠璃川と
買い物に行ってたんでしょ？
A:そうなの！！
新しい服着て、
一緒に可愛いもの探し！
莉緒:ふむふむ。
A:やっぱり
幸みたいな妹か弟が欲しかったなぁー
莉緒:え？
A:あーでもそうなったら
幸のお世話するの怠っちゃうから駄目っ
莉緒:…って首ぶんぶん振ってた。
志乃:何それ見たかった。
なるちゃん小馬鹿にしてる！！
莉緒:まあ近くで聞いてたやつの
複雑そうな顔は…うん。
志乃:あぁ…察し。
…ってあれ、Aは？
莉緒:ノート集め。
莉緒は指を指して
ノートを集めるAを見た。
A:向坂くん、ノートある？
椋:あ、は、はい
A:ありがとー！
向坂くんからノートを受け取ると
足早に職員室へ提出しに行った。
『ねぇ』
A:え、ちょっと…っ何っ…！？
ぐいっと腕を掴まれて
簡単に空き教室へ連れ込まれてしまった。
…ってこれ割と
駄目な状況だよね！？
駄目駄目！！
ってか誰！！
ーガチャリ
鍵が閉まった音！？
A:誰！？ねぇ開けてよ！！
足音が遠ざかっていく。
これは…やばい。
しかもこの棟って
使うことがあまりないから
人通りも殆どないんだっけ。
鍵も内側からじゃ開けれない
仕組みになってるし。
なんだよこのポンコツ扉は！！
と内心突っ込んで
蹴ってみるもビクともしない。
このままだと授業にも出れない。
…どうしよう。
A:誰か！！！
開けてください！！！
何回叫んでも誰か来るわけでもなく
疲れて椅子に座った。
A:誰か…っ幸っ…！！
そう呼んでも意味なんてない。
だって幸は側にいない。
爽やかな風の通る
窓を覗き込む。
ここは2階。
2階程度なら打ち所悪くなければ
死なないって聞いたことがある。
下は芝生。
幸い、木も生えてるから
クッションになるはず。
A:よし。
私は制服の袖をまくる。
汚れるかな。
制服に罪はない。
あれだ、不可抗力とかいうやつ。
窓辺に足をかける。
『A！？』
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いちごぱっふぇ(プロフ) - 黒羽さん» 幸くんの可愛さをこれからも限に引き出していきますね！！ありがとうございます。これからも楽しみにしててくださると嬉しいです(*^^*) (2017年3月7日 23時) (
レス) id: e734390f27 (このIDを非表示/違反報告)
黒羽 - 可愛い！幸君!!夢主ちゃんがうらやましいです♪これからも楽しみにしてます！お体に気をつけて更新頑張ってください！(／▽＼)♪ (2017年3月7日 19時) (レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱっふぇ | 作者ホームページ：https://rvpf-ichigo.amebaownd.com/
作成日時：2017年3月1日 1時
