story4_Yuki_ ページ4
御方:何すんだよ。
お前関係ないだろ。
幸:好きなのに殴りかかる時点で
ありえないんだけど。
偶然鳴川から電話がかかってきて
幸運だった。
じゃなきゃこの瞬間分からなかったから。
御方:そういえばさ、お前
まだ女装続けてるんだろ。
幸:それが何。
っていうか女装じゃないんだけど。
御方:やっぱり続けてんだな！
笑わせるわ！！
勝手にケタケタと笑うこの馬鹿を見て
呆れてしまう。
Aも厄介なのに好かれて…。
幸：これ、知ったら幻滅するんじゃない？
御方：は？
幸：好きだったんでしょ。
振られたとはいえ。
そういうと少しイラッとした表情を見せる。
それでも話を続けた。
幸：そんな好きだった彼女にあんたが
俺に悪態ついているのなんて見たら
まぁ今後好きになるなんて絶望的だってこと。
御方：はぁ？何言ってんだよ。
幸：俺に対してどういおうが構わないけど
聴かせてもいいんだよ、これ。
そう言ってこっそり録音していた
携帯を取り出す。
御方：何してくれてるんだよ！
幸：この前偶然聞いちゃったんだよね。
だから一応？
以前、御方が好きだった女子に
振られたという話を耳に挟んだ。
その時に、代わりとして
適当に選んだのがAだったこと。
御方:お前に関係ねーだろ
舌打ちをして立ち去ろうとした
御方を呼び止める。
幸:これ以上Aに手出したら
容赦しないから。
御方:分かったよ！！
まるで負け犬だ。
阿呆らしい。
事が済むと、
Aの待つ教室へと入った。
A:帰ろっか。
幸:あのさ、明日新作持ってくるから。
そう言うとぱぁっと表情を明るくして
俺の両手をぎゅっと掴んだ。
幸:ちょ、離れて
A:じゃあ今週末は買い物行こう？
一緒に可愛いの買いに行こう！
幸:確かに欲しいけど…
そう言うとより一層
キラキラした目で見つめることに
耐えられなくなって目を逸らした。
幸:分かった、分かったから
離れてって。行く、行くから！
A:やったっ！
明日楽しみにしてるね！！
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いちごぱっふぇ(プロフ) - 黒羽さん» 幸くんの可愛さをこれからも限に引き出していきますね！！ありがとうございます。これからも楽しみにしててくださると嬉しいです(*^^*) (2017年3月7日 23時) (
レス) id: e734390f27 (このIDを非表示/違反報告)
黒羽 - 可愛い！幸君!!夢主ちゃんがうらやましいです♪これからも楽しみにしてます！お体に気をつけて更新頑張ってください！(／▽＼)♪ (2017年3月7日 19時) (レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱっふぇ | 作者ホームページ：https://rvpf-ichigo.amebaownd.com/
作成日時：2017年3月1日 1時
