14話 ページ14
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そう思いつつも、中央広場に着くと多くの人質が怯え震えながらも拘束されていた。
平日の昼時であるせいか、赤ん坊を連れたお母さんや高齢の夫婦も多くいる。
之もまた、どうやって紛れ込んだのか解らないが乱歩さんも居たのも確認した。
｢おい。手前、持ち場はどうした。｣
そう犯人グループの一人に言われて少し驚いたが、そんな素振りも見せず
『交代してもらった。ずっと同じだと見落としもあるかもしれないからな。』
我ながら悪そうな声を出せたと思う。聞いてきた犯人も｢そうか。｣と言ったので不審にも思われていないようだ。
頭が悪くて助かったー...。
犯人の人数も乱歩さんの言う通り、多少多いためか、お互い全員の声までは把握していないみたいだ。
なんとラッキーなんだ。
無線での連絡を聞く限りどうやらそこら中に最初に爆発した様な爆弾が仕掛けてあるようだ。先ずはそれをどうにかしないと...。
必ず基となる機械があるはずだ。それを見つけないと。と思っているとまた別の人に声をかけられた。
｢なあ、ちょっと厠に行きたいからこれ持っといてくれないか。｣
おう。と短く返事をし、渡されたモノを見ると...
『(えー！？爆弾とシャッターの開閉スイッチ！？管理緩すぎだろ！？)』
というかいきなり訪れた大チャンス。
爆弾を止めるにはこのスイッチのパスワードを打ち込む必要があるみたいだが、普段不運な分だけに相当な喜びで脳内はパーティ状態。
とりあえず落ち着いて平常心を保つ。
すると渡されたモノの中に小さなメモを見つけた。
小さく息を吐き、僕はスイッチに4桁のパスワードを打ち込むため、手を掛けた。
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mayoshougn(プロフ) - サランラップ斎藤さん» コメントありがとうございます。これからも頑張りますので続編でも是非よろしくお願い致します！ (2016年11月14日 8時) (
レス) id: b4d55729d2 (このIDを非表示/違反報告)
サランラップ斎藤(プロフ) - めっちゃ面白かったです！
主人公くんのキャラもめっちゃ良かったです！
続編楽しみにしております！！ (2016年11月12日 23時) (携帯から) (レス) id: 73140b95f1 (このIDを非表示/違反報告)
mayoshougn(プロフ) - ♪らんらん♪さん» コメント、ご報告、ありがとうございます。修正致しました。今後気を付けますのでこれからも是非よろしくお願いします。 (2016年10月30日 5時) (レス) id: b4d55729d2 (このIDを非表示/違反報告)
♪らんらん♪ - ５話の太宰さんの一人称が「私」じゃなくて「僕」になってますよー とても面白いでので 更新頑張って下さい。 (2016年10月29日 21時) (レス) id: 67007390ca (このIDを非表示/違反報告)
mayoshougn(プロフ) - ＊もちもちにゃんこ＊さん» コメントありがとうございます。更新頑張りますので是非これからもよろしくお願いします！ (2016年10月29日 15時) (レス) id: b4d55729d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田棚花 | 作成日時：2016年10月25日 23時
