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第一訓 真選組マヨラー二人組篇 ページ2

[No Side]

「土方さん、それ私のマヨですよ。土方さんのマヨはそっちです。」




「えっ?…ああ、すまない」




「もう、名前書いてあるんですからちゃんと見て
から使ってくださいよ!」






真選組屯所の朝食風景。
朝からおかしな会話を繰り広げているのは、
1番隊隊長補佐の長門Aと、
副長の土方十四郎だ。






「土方さんもAも、朝からマヨ臭ェ会話
しねェでくだせェ。」






「あ?この会話の何処が可笑しいんだ総悟」






「トシ、いい加減に自覚したほうがいいぞ…」







可笑しなやり取りをするAと土方に、
1番隊隊長の沖田総悟と、局長の近藤勲が
ツッコミを入れる。





「近藤さんも沖田さんも、目くじら立てないで
くださいよ?マヨの素晴らしさが分からないんですか?」






御察しの通り、Aと土方は極度のマヨラー。
常に自分用のマヨを持ち歩いている。





「ったく、土方さん1人だけでも冷蔵庫のマヨが
異常な量だったのに、Aが来てから2倍ぐらいになって困りまさァ。」





沖田が呆れ顔で言う。





一年程前に、Aは幕府の用命で真選組に
やって来た。





元からマヨラーである土方がいた為、屯所にある
マヨの数も尋常じゃなかったのだが、
彼女が来てからは、そのマヨの量も2倍ほどになってしまった。





「…俺ですからね、マヨの買い出しに行ってるの。
今まで以上に冷ややかな目で見られるんですけど。」





目を細めて土方達に言うのは、ジm(((殴






…じゃなく、山崎退。
彼を説明するには、ジミーの一言に尽きる。






「さっきから何なのこのナレーション!何!?
俺に対して辛辣だよね!?!?」






アーアーナニモキコエナイ。





「その犬の餌を食えるのも土方さん以外には
Aしか居ないですねィ。」





「そうだな、総悟…」






ため息混じりに言う2人の視線の先には、
たっぷり盛られた白飯に、マヨネーズをこれでもかと言うくらいに掛けた"土方スペシャル"。





沖田曰く、"犬の餌"。
それをAは、美味そうに頬張るのだ。






「んんんんまいっ!土方さん天才ですよ!
これ美味すぎますっ!」






「だろ?この美味さが分かるなんて、やっぱり長門は俺が見込んだだけあるな!」






ニコニコ笑い合ってまたも可笑しな会話を
繰り広げる2人。





その2人を見て、微笑ましいと思いつつも、
何だこいつら、となる真選組隊士達であった。

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蒼桜 - 逢威さん» はーい!ありがと!! (2018年9月27日 16時) (レス) id: 6b4203fd69 (このIDを非表示/違反報告)
逢威(プロフ) - 更新頑張れ!応援してます!! (2018年9月27日 15時) (レス) id: 2282f153bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼桜 | 作成日時:2018年9月26日 19時

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