ラズべりポイズンにジニアを。(その後) (ページ16)

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16話ページ16

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ut「よろしくね～」

ゆか「オッケー♪じゃ～あ、今度夜のお茶会しよっ？」

ut「オッケーｗ楽しみにしとけよ？」

背広に着替えて会場へ向かう。
しかしその後を二つの影が追っていた。

shp(はぁ…寒い…………ここに来て何時間経ったかな……時間がわからない………何日も食ってねぇ…水はそこにあるけど………ということは俺は生かされるってことか………)

牢にはハムスターの水やりのような構造になった水飲みがあった。

shp「俺は動物かよ…………」

？？「そうだ」

すると、上の方から声が降って来た。

shp「！？誰…だ」

？？「お前の担当だ。お前はこれから上級種族の方たちのオークションに出される」

shp「は？俺は売りもんじゃねぇよ」

担当者「いいやお前は商品だ。現にお前の命は私達が握っている。買い手先で何をされるかはわから
んが命があるだけマシだろう。当初の計画では用済みになれば殺すはずだったんだが、お前は金になるという上の判断だ」

shp「どんな趣味してんだか知らねぇけど、俺は殺されない。先輩たちがきっと、きっと助けに来てくれるから」

担当者「ほう、それじゃお前の先輩というのはこいつらか？」

ドサッ

つれてこられたのは大先生とコネシマだった。

ut「ごっめーんショッピくん、捕まっちった☆」

kn「痛いわこの野郎っ！」

拘束しているのは二人よりも大柄な男二人だから、当然抜け出せない。

担当者「こんなにも簡単に捕まえられるなんて我々軍とは聞くほど強くないんだなぁｗほら、こいつらだろう？お前の先輩は」

shp「…」

ut「…」

shp「……いえ、知りませんよこんな悪臭と金髪」

ut「悪臭はないよね！？」

kn「お前を拘束してる奴見てみろ、鼻がねじ曲がった顔してんぞ」

ut「僕そんな匂いひどい！？」

後ろの大男はそんな顔している。

担当者「ええい！！ごちゃごちゃうるさい！！！ほら吹いても時間の問題だぞ？すぐにこいつらの身元がわかるからな！！」

？「認識番号101担当者、二人の身元が判明したぞ」

向こうの通路から小柄な人が走ってきた。

担当者「ほれ見ろ！どうだ？我々軍のやつだろうな！？」

？「うん、そうだが…」

担当者「どうした、なにか問題でもあったのか？」

？「うん……お前に逃げ場無いよ？」

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