22話 ページ26
.
消えていく自我にのまれてこぼれた涙が落ちていく。
そして、ライラック病の世界では例の一件が起こる。
shp「コネシマさん…俺は、どこへいったらええんですか……何を信じればええんですか」
使い「…そこの青年」
shp「!?」
ショッピは声のした上を見る。すると、そこにはあの大先生の姿をした使いがいた。空中に浮いている。
shp「だっ、誰っすか…‥…」
使い「そこに寝ている者はもうお前のそばにはいられない。お前はもう戻らねばならない」
shp「どこに……?」
使い「お前が本来いる場所だ。その、お前の体が存在しなければならない場所だ」
shp「はっ……?どういうことっすか。何言ってんのかわかりません」
使い「今理解しなくても別にいい。とにかく、これ以上お前の体がここに停滞していたら死んでしまう。この世界はどっちの運命に転んでも消滅するだろう。それは私の力を持ってしてもしようがないことだ」
shp「じゃあ、俺のこの今生きている時間は何なんですか?俺の過ごしたあの先輩との時間は無かったんですか?俺の病気も無いんですか!?」
使い「一つ一つ説明している時間は無い。だが、これはお前が知っておく権利はあるだろう。お前のその病気は現世でもある」
shp「……」
使い「しかし、そこの青年がもう解除したようだな…現世に戻ったらライラック病は死んでいるよ」
shp「なんで病気のことを………!?」
使い「どうでもいいだろう。さあ、もう時間が無い。帰りたい、と願え。できるだけの幸福を考えて」
shp(できるだけの幸福………なら、俺は…コネシマさんと、生きたい。帰りたい)
使い(どいつもこいつも………なぜ他人の幸せまで…しょうがねぇなぁ…神様二回目サービスだぞ………………)
あたりが白い強い光に包まれる。
また眠気が走る。
kn「ばいばい…………ショッピくん…………」
――――――――――――――――――――――――
_人人人人人人人人人人人_
> 神様二回目サービス <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
( ´∀`)bグッ!
雑ですいません。
次回完結っ!
.
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マヨノ - 続編をお作り致しました!!暇つぶしにでも見てやってください!「全然暇つぶしじゃないよ!面白いよ!」と思ってくださる方々、ありがとうございます!! (2020年8月4日 15時) (レス) id: 2f2c071384 (このIDを非表示/違反報告)
ミャラー(プロフ) - マヨノさん» 更新お疲れ様でした!これからも頑張ってください! (2020年7月15日 6時) (レス) id: d8e780d166 (このIDを非表示/違反報告)
マヨノ - 見てくださった方々…ありがとうございましたっ!心の底から!! (2020年7月14日 19時) (レス) id: 244c606319 (このIDを非表示/違反報告)
マヨノ - ミャラーさん» ありふぁとうございますっ!いや、ほんと……! (2020年7月14日 19時) (レス) id: 244c606319 (このIDを非表示/違反報告)
マヨノ - シフォンさん» うおおーーー!ありがとうございますっ!!!!m(_ _)mペコペコ (2020年7月14日 19時) (レス) id: 244c606319 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マヨノ | 作成日時:2020年6月27日 17時