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12話 ページ15

shp「はっ……!?それは……!」


ガサガサ ガンッ!

ショッピは急いで収納にしまう。


kn「ショッピくん…今の……?」


shp「ち、違うんです!!先輩は…先輩は、ほんとはいい人で……だから、捕まえないでください!!」


急にショッピが弁解をしだす。


kn「な、何をゆーとるんや!?べ、別に俺お前の先輩を連行しに来たわけやないで!?」


shp「へ?…忘れてください……出ていってください。いくら高官でも不法侵入は許されません」


kn「わ、悪かった…. .!!?(なっなんだ!?あれ!!?)」


ガチャ バタン

コネシマは部屋から出ていくとき、見てしまった。
ショッピの服がひるがえったとき。解けた腕の包帯。そこから見えた痛々しい切り傷・アザ・縛りあとを。


コネシマは何も言えず、そのまま出ていくしかなかった。
こんなとき、真っ先に相談をしに行くのは大先生だった。しかし、大先生はもうこの世界のどこにもいないような気がした。自室で一人考える。


あの痛々しい傷の正体。


シャンに対するフォロー。


そこから導き出した答えは、シャンからの体罰だった。
しかしその考えを出すのはコネシマだけではないだろう。しかもコネシマはシャンへの憎悪しか湧いてこなかった。これがもし真実だとしたら、コネシマはシャンの首に手を出しかねない。
しかし一つ疑問があった。ショッピのシャンに対するフォローだ。
いくら考えても結論には至らなかった。


案の定、高官メンバー(我々だメンバー)には一日中誰にも会わなかった(大先生以外)。
楽しみもない一日を過ごしながら、時折仲間が恋しくなった。
夕飯時の食堂でも、見かけることはなかった。例のシャンとショッピが楽しそうに話している姿だけ。その対岸でコネシマは一人スープを飲んでいた。

自分が情けなく感じる。
仲間というのはこんなにも大切なものだったのか、とふと思う。
生きる意味がよくわからなくなってきた。

ショッピ救出もどうでも良くなってきてしまった。
だって、ショッピは楽しそうだったから。


コネシマは珍しいほど早く自室に行き、早々に寝た。




――――――――――――――――――――――――
はぁ……………辛い。


あっ、下書きそろそろ終わりそうなんで、今日から一気に2話ずつ出しますね!!
見て下っている方々、ありがとうございます!!そして、よろしくお願いします!!

自分は面白くできたかなぁと、思います。





.

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マヨノ - 続編をお作り致しました!!暇つぶしにでも見てやってください!「全然暇つぶしじゃないよ!面白いよ!」と思ってくださる方々、ありがとうございます!! (2020年8月4日 15時) (レス) id: 2f2c071384 (このIDを非表示/違反報告)
ミャラー(プロフ) - マヨノさん» 更新お疲れ様でした!これからも頑張ってください! (2020年7月15日 6時) (レス) id: d8e780d166 (このIDを非表示/違反報告)
マヨノ - 見てくださった方々…ありがとうございましたっ!心の底から!! (2020年7月14日 19時) (レス) id: 244c606319 (このIDを非表示/違反報告)
マヨノ - ミャラーさん» ありふぁとうございますっ!いや、ほんと……! (2020年7月14日 19時) (レス) id: 244c606319 (このIDを非表示/違反報告)
マヨノ - シフォンさん» うおおーーー!ありがとうございますっ!!!!m(_ _)mペコペコ (2020年7月14日 19時) (レス) id: 244c606319 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マヨノ | 作成日時:2020年6月27日 17時

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