土方十四郎短編集￣［銀魂］

誕生日！！2 ページ6

ーーーーーーー

「A…俺もうだめぇ…」

私に寄っ掛かりながら顔を赤くした土方さんが言う。

「あー、もう。飲み過ぎだって…土方さん！しっかりしてください！」

「おーおー、Aちゃん？大変だねぇ…」

にやにやと吃逆しながら私と土方さんを見る。

そこから土方さんは3杯ほどお酒を飲んだ。
私に寄っ掛かり、太ももを撫でてくる。
酔っ払いのおっさんって感じがする。酒臭いし…

「さぁ、銀さん！ファミレスでパフェ食べて帰りましょ？」

と私が1000円程銀さんの手に渡した。

土方さんを私が支えながら屯所に行く。
万事屋とは逆方向だ。
後ろからうぇぇぇぇぇときたないこえがする。振り向いてはだめだ…

「A…ちょっと休めが歩けそうだから路地裏、連れてってくれねぇか？」

さっきとは違う青ざめてすごく気持ちが悪そうだ。

私は言われた通りに一番近い路地裏に連れて行って
ゴミ箱に腰をかけさせた。

「あー…きもちわり…」

「まぁ誕生日だし、これくらいはいいのかな…？」

土方さんの横に立ち背中を撫でながら言う。

すると土方さんが私の腰を抱き寄せた。
「…？？だいぶ酔ってるね…土方さん」

私が笑いながら言う。

「なに言ってんだA。
あんなんで俺が潰れるなんて思ってんのかよ？」

「え…？」

お酒くらい口を私の顔に近づけた。

「誕生日プレゼント、貰ってねぇよな？」

細長い月明かりが土方さんを照らし。 ニヤリと笑う口元しか見れずにいた私に自分の唇を押し付けてくる。

その唇に力は感じず、潰れてはいないものの、酔っているようだ。

数秒たち、やっと唇を離す。


貴方と私の誕生日。。


ーーーーーーーend


キスの言い回しが見つからずだいぶ時間がかかりました…w
最後の貴方と私の誕生日はお好きなように捉えてください。
作者自身もよくわかっていません！
土方さんのお誕生日
おめでたいですよね！！

では、ここまで読んでいただきありがとうございました！

デート→←誕生日！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す