トシと呼びたい4 ページ12
それからファミレスに入った。
2人で違う種類のパフェを頼み、交換したりして食べていた。
「どうしたんだ?ソワソワして、油断してると銀さん、Aちゃんの唇奪っちゃうぞ。」
なんてウィンクで星を飛ばしながら、私の唇を指でなぞった。
すると一瞬で目の前の銀さんをがビチョビチョになった。
銀さんを濡らしたのは土方さんだった。
手には空のコップがあった。
「てめぇ、何ひとのデート邪魔してんだよ」
「汚れのないガキを汚そうとしたのをお巡りさんが止めたんだよ。
パフェ代やっからおとなしくそいつ渡せ、夕方にはまた送るからよ」
渋々了承をする銀さん。
もう一人土方さんの横に可愛い顔の人がいた。
その人達と3人でファミレスを出た。
「他人の色恋沙汰に首突っ込むたぁ、良い趣味ですねぃ、土方さん」
「あっ、違います。
私は銀さん好きじゃないですよ??」
「ふーん、じゃあ誰が好きなんですかぃ?」
3人で足を止めた、可愛い顔の人が私を屈んで覗き込む、
「あの……トシさん…が好きです。」
私の顔は今にも弾け飛びそうだった。
「聞いたかトシィ」
「誰がトシだ!!」
あれ、呼ばれたくなかったのかな…悪い事しちゃったかな…?
すると土方さんは私と目線を合わせて頭を撫でてきた。
「気持ちはありがてぇよ、子供じゃなくなったらもらってやるから、それまで好きでいてくれよな。」
ニッと笑う土方さんの顔が近くにあり、恥ずかしさのあまり座り込んでしまった。
「あのっ、約束ですからね!」
と私は小指を出す。
「おう。」
と一言返事をして、小指を絡めゆびきりをする。
私の指とは大違いのながくてすらぁっとした指を合わせた時に、少し自分が子供である事を憎んだ。
「早く大人になりたいなぁ…」
そんな事を呟きながら私はあの2人と街中を歩くのでした。
ーーーーend
リクコメありがとうございました!
この物語は設定が私は好きなので書いていてとても楽しかったです。
続く可能性もあります。
続きが見たい方がいましたら、トシと呼びたいの続きが見たいと、コメください!!
今更ですが、この物語のA様の年齢設定は10↑14(神楽)↓ です。
34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マヨマロ(プロフ) - 江華さん» リクエストありがとうございます! (2016年8月4日 8時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - デートの続きみたいっす! (2016年8月4日 7時) (レス) id: c3442064ab (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - かのんさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません。了解です! (2016年6月14日 18時) (レス) id: 6cb53349d7 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 帰りの屋上、続きみたいです! (2016年6月5日 20時) (レス) id: b56b93f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
マヨマロ(プロフ) - みつばさん» こちらこそありがとうございました! (2016年5月11日 6時) (レス) id: 4610b779a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マヨマロ | 作成日時:2016年5月3日 12時