▼ もっと近くで【高杉晋助】 ページ19
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「か、髪の毛 変じゃないよね…っ」
時間をかけて髪をセットする。
お化粧も頑張ったし、きっと大丈夫。
……もしかしたら 高杉さんに気付いてもらえるかも しれないし、少しでも可愛くしていかなきゃ。
そんな思いで 今日も支度をし終えた私は、早速 駆け足で高杉さんのところへと向かう。
「………あっ、いた」
いつものように、座って煙管をふかしている高杉さん。
私は今、それをこっそり影から見つめている。
ほぁぁ、やっぱりカッコいいなぁ…！
彼の後ろ姿を見るだけでも、ドキドキと心臓の音が高まってしまう。
緩みそうになる口をどうにか抑え込んでいると、不意に前方から「おい」と声がした。
＿＿＿どうしたんだろう。私を呼んだはずはないんだけど、周りには誰もいない…？
悶々とそう考え込んでいると、突然 彼が顔だけをこちらに向けた。
……へっ、な、えぇぇ！？
高杉「どうした、俺に何か用でもあるのか？ここ最近毎日 俺のこと見に来てたが」
「ひゃっうそ、気付いてたんですか…！？」
高杉「そりゃあ気付くさ。
何日もそこにいれば、アンタの気配くらい覚えらァ」
そう、ふっと目を細くして笑う。
その姿につい見惚れていて、「は…はぁ…」と曖昧な返事をしてしまった。
……あれ。ていうか、私、今 高杉さんとお話してる＿＿？
そんなことを思った途端、急に体温が上がり始めるのが分かった。
高杉「にしても、毎日ここで俺を見てた割には…こっちに寄って来ねェな」
体温急上昇の私に気付きもせず、
「来いよ」と手招きしてくる高杉さん。
「無理無理無理です！！」
高杉「あぁ…？なんでだ」
「それはその……とにかく、だめです、」
駄目だ、自分から高杉さんのすぐそばに 寄っていくなんてことできない。
…遠くから見つめてるだけでもいいんだ。
＿高杉さんは、私にとって、高嶺の花なんだから＿＿。
そう思って無理矢理笑ってみせると、小さくため息をついて立ち上がった彼。
そして高杉さんは、そのまま私のほうにゆっくりと歩み寄ってきた。
突然のことに驚いたそのとき
私の目の前で立ち止まった彼に、腕をぐっと力強く引っ張られた。
「……！？」
高杉「……こうでもしねぇと、近寄っちゃあくれねェのか？
俺はお前のこと、もっと知りてェんだがな」
顔と顔が近くて、ぶわぁぁっと顔に熱が集中してしまう。
……こんなことされたら、近付けないなんて言えないじゃないですか。
終わり←▼ 夢主が何らかの神様だった事をカミングアウトしてみた
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ナスカ(プロフ) - 女キャラは 平子 外道丸 今井信女がいいです！ それぞれ個別で (2022年3月10日 17時) (
レス) id: fa0f3a6416 (このIDを非表示/違反報告)
ナスカ(プロフ) - 男キャラばかりで女キャラも見てみたいです (2021年11月25日 0時) (レス) id: 4d9b8f5901 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - 雪うさぎさん» コメントありがとうございます〜！ 女優の方も見てくださってたんですね！どちらの短編も更新できていなくてすみません…銀魂の方が更新ペース速いかと思いますが、どちらも更新頑張りますので宜しくお願いします……！！ (2019年9月23日 11時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 抹茶*さん» リクエストではないんですけど、抹茶＊さんのマイペース女優好きです！そっちのほうも抹茶さんのペースでいいので更新待ってます！リクエストもしときました！忙しいと思うので無理なさらずにファイトです！長々と失礼しました、 (2019年9月18日 0時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶* - t5h6rmfn7he7be7さん» 返信遅れてすみません、リクエストありがとうございます！ 了解いたしました〜！のぶたすも入れておきますね！しばらくお待ちください…！ (2019年9月14日 23時) (レス) id: dd34791d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶* | 作成日時：2019年7月1日 21時
