友情START2(番外篇) ページ16
彼女は怖がっていた私の手を握ってくれて
次の駅、私が下りる駅で一緒に下りてくれた。
ユリカ「あ、有難う...」
「ううん。困ってる人を助けるのは当たり前だよ
って言えたら良かったんだけどなぁ...」
ユリカ「?」
彼女は苦笑いを浮かべながら鞄からチラシを出す
「この塾への行き方、教えてくれると嬉しいな」
迷っちゃってさ、と笑って見せる彼女に私は拍子抜けした。
そしてつい笑ってしまった
「え、ちょ...私何か可笑しかった!?」
ユリカ「ごめんね。ただ面白い子だなぁって」
「褒めてる!?それ!」
ユリカ「褒めてるよ」
「そ、そう...?」
ユリカ「私、緑ヶ丘ユリカ」
「私は園瀬A!ねぇユリって呼んで良い?」
ユリカ「勿論。あ、そうだ塾なら一緒に行こうよ」
A「本当?良かったぁ」
最初は私達は塾だけの友達だったけれど
いつの間にかそれは親友とも呼べる程の仲になって...
ユリカ「Aー!もう、また迷ってたの?」
A「ごめん!!この辺り来た事無くて...」
大人になった今も仲は良好。
そして今も――
ユリカ「私は慣れてるから平気。だってさ」
”大切な親友だもの”
A「ユリ...」
そう小さい声を漏らすAに視線を向けると
その綺麗な瞳からはポロポロと涙が落ちていた。
ユリカ「ちょ、何で泣くの!?」
A「だ、だって...」
ユリカ「あぁもう。泣き虫だなぁ...」
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唐突に2人の出会いが浮かんで衝動的に書きました。
久しぶりの更新でしたがメインは一行に進みません...
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ゆうみん - なんだかいいふいんきだね、もしかしって昴さん彼女ちゃん惚れた次回が楽しみです (2018年7月8日 14時) (レス) id: 593bd57e41 (このIDを非表示/違反報告)
夕藍(プロフ) - グラセフwww私も警察にやられてばっかでオンライン行くと野良の人に駆られて駆られて駆られて…。あ、こどもたちを遊園地に連れてってはどうでしょう?(ネタ提案) (2017年1月7日 11時) (レス) id: bf1d828318 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こんにちは!休載に入ってしまうのですね…。少し残念です。でも!ゆっくり休んでまた復帰する事を願ってます!プレッシャーになるかもしれませんが、また連載される事を望んでずっと待ってます!!本当に好きですよこの作品! (2017年1月6日 23時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こんにちは!楽しみに読んでいます!これからも頑張ってください!それと、オチは安室さんがいいなぁと思ってます (2017年1月1日 12時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 初めまして!楽しく読ませていただいてます!落ちはできるのでしたら安室さんがいいです!更新頑張って下さい!待ってます!!! (2016年12月31日 17時) (レス) id: 1eec9432d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2016年12月28日 6時