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明日はお互いにオフといえど、
このまま寝られへんのは可愛そうやから
ホットミルクでも飲めるやろか、と
冷蔵庫を開けてみる。
… ともの家に来たの久しぶりやし、
そもそも牛乳があるかどうかも分からへんけど。
「 … おお、 」
そんな心配も必要なく、
最近料理をするのが趣味だという彼の冷蔵庫には立派に食材が揃っていた。
普通のホットミルクもいいけれど、
もっと安心できるものがええよな。
「 ちょっとキッチン借りるで 」
小さい時、俺もともと同じく喘息で
こんな風に寝つけない日があって。
その時オカンに作ってもらったことのある、アレを
記憶を頼りにして作ってみることにした。
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