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契約2 ページ3
私は家を出てから、すぐ実家に戻った。
両親にこのことを話すと心配してくれ、
「心が落ち着くまでゆっくりしなさい」
と言ってくれた。
仕事は、彼が専業主婦でいいと言ってくれていた為、数週間前に寿退社をしている。
退職金と今までの貯金を考えると、まだ仕事をしなくても生活できる状況だ。
『今まで、せっかくコツコツと結婚資金を貯金してたなんて、、、バカみたい』
ふと呟くと、今まで堪えていた涙が一気に出てきた。
「A、結婚を前提に付き合ってください！」
嬉しかった思い出、楽しかった思い出が一気にフラッシュバックする。
『っ、、、こんなことは忘れて、新しい仕事を探すか！』
私は涙を拭い、気分転換を兼ねて引越しと仕事探しをすることを決心した。
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作者名：ぴーち | 作成日時：2020年5月9日 17時
