25話 ページ44
出水サイド
「ミラ。ラービットを敵の砦の屋上に送ってくれ。」
狙撃藩が人型の体を打ち抜いてくれたのは良かったとして情報にあったワープ女が屋上に新型を送られるのはまずい。狙撃が止まってしまうからだ。相手だって一人で来ている訳でなかった。
狙撃藩は止められたが充分仕事してくれた。あの敵のサカナの追加もない。あとは球数がで押し切れる。自分はトリオン能力が高いからできる技だ。
「勝負は決まったって顔だな。」
敵は何をしだすのかと思えば先程までの俺が落としたトリオンキューブを吸い取ってトリオン体を回復した。
「おいおい、反則だろ。」
俺は負けを素直に認めてしまった。残りのトリオンも少ない。
「無駄骨だったが検討したな。心理掌握よりも優れたトリオンを持ち変化弾以外の弾の制御ならこちらの射手の方が優れている。玄界の射手よ。こちらに来ないか？」
「そりゃお断りだ。」
俺は敵の弾を受け、自発的に
三雲サイド
「最終確認をしよう。基地までおよそ120ｍ。基地の入り口が閉まっていたら私が明ける。」
「開けるのには何分かかるんだ？」
「基地はほとんどトリオンで出来ているようだ。
レプリカは相変わらず感情がわからない声でそういう。こちらの勝ちは揺るがないようだ。
「ヒノの
「どういうことだ？レプリカ。」
先輩の能力は制限が掛かっていると聞いていた。だから意味がわからなかった。それに先輩と接触していないのにこのように推測、いや確信しているのは不思議だった。
「敵はヒノの
「ちょっとまてレプリカ。日野先輩が一度に
レプリカの理論はめちゃくちゃだった。しかもそのことはレプリカ自身も知っているはずだ。
「ああ。そうだ。そもそも
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彩華 - スイさん» ありがとうございます。これから高校受験に向けて総合Aがあるので更新ペースが遅くなってしまうかもしれないです。ですが、更新も負けじと頑張ります! (2020年8月24日 15時) (
レス) id: 0e1a2224ca (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続編おめでとうございます！！ (2020年8月23日 21時) (レス) id: c26352c883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2020年8月23日 17時
