20話（半分茶番） ページ39
「大規模侵攻中に呑気にカフェオレを飲むなぁぁぁぁぁ。おらぁ。」
私はそう呑気にカフェオレを飲んでいるであろう風間さんに言った。いや、叫んだ。いやなに呑気にこの人はカフェオレなんて飲んでいるのだろう。
『どうやってカフェオレと断定した？これはコーヒー牛乳だ。』
論点が違う。この人はなにかと抜けていることは知っていた。二宮さんもかなり抜けている。どうしてボーダーには真面目そうな人ほどこう抜けているのだろうか。
「それは違います！それにですが、生身でまさか購買に行こうとしたんですか？危ないですよ？さっき、イルガーが本部に衝突したばっかですよね？」
『いや？自販機で買ったか何か？』
「だから違うぅぅぅぅぅぅぅぅ！」
ここまでくればもはや確信犯だろう。それに違いない。私はそう心に言い聞かせた。これが風間さんだ。
『それと、頭を動かす時は糖分の補給が必要だ。日野はカルシウムを摂取したほうがいいな。』
「風間さん……？」
『なんだ？日野。』
「後で覚えておけよ？」
『すまんかった。あれは冗談だ。』
風間さんが言うと一切冗談に聞こえないのが怖い。この人は頭はいいがアホだ。本当に頭はいいがアホだ。
「あなたがいうと冗談に聞こえないですね。」
「先輩。冗談はさておき、トリオン兵を駆除しましょう。」
「そうね。歌川。」
歌川の声によりトリオン駆除に本格的に動いたのだった。
inアフトクラトル船内
「すまん。奇襲にやられてしまった。」
「問題ない。ランバネイン。金のひな鳥、心理掌握どちらかが手に入ればこちらのものだ。ならば、取りやすい方をとるだけだ。むろん。金のひな鳥相手にラービットは苦戦しているようではないか。俺が出よう。ミラ。お前は心理掌握を釘刺しにしろ。」
「了解。」
ヒュースとウィザは
「さあ、出撃だ。」
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彩華 - スイさん» ありがとうございます。これから高校受験に向けて総合Aがあるので更新ペースが遅くなってしまうかもしれないです。ですが、更新も負けじと頑張ります! (2020年8月24日 15時) (
レス) id: 0e1a2224ca (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続編おめでとうございます！！ (2020年8月23日 21時) (レス) id: c26352c883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2020年8月23日 17時
