8.衝撃。 ページ14
なんだかんだでやっとこの組織の敵頭の居る部屋へ辿り着いた。
…今日は偵察、だから攻撃したりはしない…
大丈夫、慎重に…
「………で、約束の物は持って来たか?」
扉の向こうから、そんなくぐもった男の声がした。
「はい、勿論ですよ」
どうやら今の少し甲高い男の声がこの組織の頭らしい。
中原幹部が盗聴器を取り出したから。
「此方の資料でよろしいでしょうか?」
「嗚呼、それだ」
取引先の男が嬉しそうに言う。
一体何の資料なんだろう…
、
「これで、あの女…小穂Aの全てが解る」
私達は「…えっ」と同時に呟いた。
私の…全て?
じゃあ今、取引されてるのは私についての資料なの?
私は思わず口元を抑えた。
何処かで聞き覚えのある取引先の男の声。
その男こそ、私の復讐相手であり、姉の命を奪った相手だった。
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くれーぷ/紅花(プロフ) - karenyoshi0308さん» コメントありがとうございます(*´∀`)♪ そう言って頂けて嬉しいです!はい、これからもじゃんじゃん作りますので、たくさんキュンキュンしちゃって下さい笑 (2017年10月19日 20時) (レス) id: d036a490f0 (このIDを非表示/違反報告)
karenyoshi0308(プロフ) - とても素敵でキュンキュンするお話ですね!これからも楽しみに待ってます! (2017年10月19日 18時) (レス) id: 9850d3be56 (このIDを非表示/違反報告)
くれーぷ/紅花(プロフ) - ちひろさん» コメントありがとうございます(*´∀`)♪ 面白いと言っていただけて良かったです( ´∀`) こちらこそありがとうございます! (2017年10月14日 18時) (レス) id: d036a490f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ - とても面白いです(*´∀`*)ありがとうございます! (2017年10月14日 18時) (レス) id: 1cfef6057f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くれーぷ | 作成日時:2017年9月23日 21時