モテ男 ページ1
わたしは彼のこと知ってた。
“かっこいい!”
“素敵!”
“付き合いたい!”
彼が廊下を歩けばどこからともなく黄色い歓声が聞こえる。
みんな、道をあけて。
彼の後をズラーッとついていって。
亮「ふふ笑」
そんなことされてる当の本人は
涼しーい顔して笑ってるんだ。
“モテモテですけどなにか?”みたいな顔して、
鼻歌まじりで。
わたしはそんな彼があまり好きではない。
だってなんか偉そうだし。
廊下通れなくて邪魔なときあるし。
現に、今も奴のせいで廊下通れないし。
彼が、わたしの前を通過した。
と、同時にパチリと目が合う。
亮「あとで教室来て?」
「「きゃーーーーーーーー」」
「?」
わたし?いやいやまさかね。
***
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エイターブルー∞ - どっくんにドッキュンしちゃいました続きめっちゃ見たいです!∞サイコー (2015年2月3日 21時) (レス) id: f0f86919e5 (このIDを非表示/違反報告)
∞のの∞69 - めちゃくちゃ面白いです、♪mihaさんのファンになっちゃったかもです!!更新頑張ってください!!完結まで、絶対読みますっ!! (2015年2月3日 20時) (レス) id: dd32e55486 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miha | 作成日時:2015年2月2日 22時