maybe, i love… (ページ6)

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『…え？』…、そんなにびっくりすること…？

「ほんまに俺のこと、、興味ないねんな…」

『え、なんか、、ごめんなさい』

「ううん笑、俺、永瀬廉。よろしくな？」

『あ、はいっ、私は、A...

「Aちゃんやろ？俺、紫耀と仲良いから...」

『そ、そうなんですね。』

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あれ、どうしたんだろう。

紫耀先輩の名前を聞いたのに

自然と涙は出てこない。

あれだけ、、、

今は聞きたくない名前だったはずなのに。

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「Aちゃん、紫耀のこと好きなんやろ笑」

『えっ！！！！』

「ふはっ(笑)ほんま、わかりやすっ！笑」

『えっ…』

「だっていっつも遠くの紫耀ばっかみて、

俺がいくら近くにおっても見向きもせんもんな笑」

『ごめんなさい笑』

「ちょっとぐらい興味示せや！笑」

『え～じゃあ次からは…

ちょっとだけ振り向いてあげますね！笑』

「なんやねんその上から目線は！笑」

『へへ笑、あ、あの、私の家あっち…』

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つい面白くて、

楽しくて、

自分の家の逆方向に進んでることを忘れてた。

私が自分の家の方向を指差すと

「え！まじ？！うわ、やってもた～」

結構リアルに

ショックを受けてる先輩が可愛くて

『今度は間違えないでくださいね？笑』

「当たり前やろ！同じミスは2度とせんわ！笑」

自分から次の約束をしてるみたいで

少し恥ずかしくなったけど

家の前に着いて

「風邪引く前に早よ風呂入れよ」

と、言ってくれた先輩の優しさに

少しドキッとしたのは私だけの秘密。

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「あと、廉でいいから。ほな、またな」

_____廉くん。ありがと。

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