maybe, i love… (ページ20)

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あの後、

走って廉くんを追いかけたんだけど

結局見つけられなくて

放課後

廉くんの部活が終わるのを待つ。

たまたま入ってみた図書館の窓際の席から

サッカー部の練習してる姿がよく見えて

チラッと廉くんと目が合った気がしたけど

まあ、この距離だしね

気付かれてないでしょう、きっと。

気付いてたらなかなかな変態だなあ←

こうして覗き見してる私もだいぶ変態か笑

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いい感じに夕陽が入り込んできて

気持ちよくて眠たくなった私は

知らないうちに寝てしまっていた。

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_______________ﾊﾟｼｬｯ

これは、私の知らない話。

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ハッ！！！

え！寝ちゃってた！！！

何時？！？！？！

寝ぼけていても、

廉くんを探さなきゃいけないことだけは

はっきりと覚えていた。

アッ！やばいっ！！！

『廉くんッ！！！！！！』

私は慌てて席を立てば

「ん？」

隣から、知ってる声が聞こえる。

『えっ！！！！！？！？！？なんで…』

なぜか廉くんは

私が寝ていた席の隣の席で

膝に顔を乗せてこちらを見ていた。

「ん？なんでやろ？」

『え、待って。』

夢、じゃないよね？

呼び出しても、ないよね？

えーーーーーーっと、状況が読めない。

どういうこと？！

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「で？俺がなに？」

『え、ええっと、、、廉くん一緒に帰ろ！』

「うん、初めからそのつもりやけど。」

『そ、そっか…！』

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だめーーーーーー！！

上手く話せないッ

どうやって、話していいかわかんない。

それに、、、

なんで隣にいたの？

いつからいたの？

好きって、早く伝えなきゃ…！

わかっているのに

緊張して、なかなか言葉にできなかった。

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