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壱馬「よし、じゃあ、ちょっと触るで。」
「……うん。」
壱馬は、刺せる血管を探し始めた。
壱馬「ん、じゃあ、いくで……」
___チクッ……
「痛っ………」
壱馬「ん、入った……もうちょっとな………」
「……うん。」
壱馬「……このまま点滴繋ぐから…もうちょっと待っとって。」
「……うん。」
壱馬はさっと点滴につないで、針を固定した。
壱馬「よし、頑張った。じゃあ、北人とレントゲン撮ってきな。」
「……うん……」
北人「A、大丈夫?レントゲン行こ?」
「……うん。」
北人は、私の手を引いて、放射線科まで連れて行ってくれた。
待合室で少し待って、中に入る。
北人は、レントゲン室の端っこで、見ているだけ。
検査技師さんの指示に従って、撮影をする。
肺を確認するだけなら、撮影台に寝なくていいはずなのに、
なぜか寝るように言われて、私の中で怖さが勝ってしまい、泣いてしまった。
すると、北人が寄ってきて、私に声をかけた。
北人「いつもとちょっと違うけど、大丈夫。壱馬がその撮り方の方が
. 見やすいからって言ったの。」
「でも………」
北人「大丈夫、Aは寝てるだけ。」
「……うん。」
寝っ転がると、深呼吸しててくださいね、と言われて、深呼吸をする。
部屋が暗くなって、レントゲン室に1人になる。
でも、すぐに、北人が入ってきて、
小児科の診察室に戻った。
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Aqua(プロフ) - nahoさん» コメントありがとうございます。 (2020年6月24日 21時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
naho - 占ツクでやってほしいです (2020年6月24日 20時) (レス) id: 6e32b15cd0 (このIDを非表示/違反報告)
Aqua(プロフ) - e7810xさん» コメントありがとうございます!参考にさせていただきます。 (2020年4月7日 22時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
e7810x(プロフ) - 占ツクでやって欲しいです!! (2020年4月7日 20時) (レス) id: 4da04fe710 (このIDを非表示/違反報告)
Aqua(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます(*^^*)参考にさせていただきます。 (2020年4月7日 18時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Aqua x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mayasayash1/
作成日時:2020年3月26日 15時