ト ラ ウ マ〜Ｈｏｋｕｔｏ.Ｙ〜

失態 ページ48

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you side



LINEに夢中になってたら、いつの間にか結構、時間が経ってしまっていた。





A「やばっ………」





まだ、北人先輩、出てこないよね………





そう思って、洗面所のドアを開けて、ドライヤーだけもらってこようと思ったら、





＿＿＿＿＿＿ｶﾞﾁｬｯ






扉が開いて、中から北人先輩が出てきた。





やばって思ってその場で固まって顔を隠した。





北人「……ねぇ、そんなに襲われたいの？」





A「ごめん……なさい……友達とLINEしてたら……乾かすの……忘れちゃって……」





北人「悪い子だなぁ………あんなに、乾かせって言ったのに。」





A「……悪いと……思ってます……」





北人「……というか、ちょっと服だけ着させてくんない？」





A「あ、ごめんなさい！」





そうだったよ、北人先輩、裸じゃん。





タオル、巻いてたから、良かったけど。





洗面所から逃げるようにして、リビングに帰ってきた。





少しすると、私と同じ白いＴシャツに黒いシャカパンを履いた北人先輩が出てきた。





手には、ドライヤーとタオルを持っている。





北人「ねぇ、Aちゃん、髪、乾かしてくんない？」





A「え、別にいいですよ。」





北人先輩はカーペットの上に座り、私は、北人先輩の後ろに回った。





そして、ドライヤーのコンセントを入れて、髪を乾かし始めた。








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