記憶…… ページ33
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you side
起きると、私に覆い被さってた北人先輩はいなかった。
鏡を見ると、牙の跡と噛み跡が残っていた。
ドアを開け、部屋を出てリビングに向かうと、千紗先輩とゆいと北人先輩がいて
北人先輩は振り返って、
北人「あ、Aちゃん起きた?大丈夫?フラフラしない?」
A「……大丈夫です。……ありがとうございました。」
北人「ううん、Aちゃんのお役に立てたなら良かった。」
千紗先輩が「一緒にテレビ見よ」って誘われて、北人先輩と千紗先輩の間に入れてもらった。
テレビを見始めて少し経った頃、首に何かが触れた。
北人先輩が私の首筋に残った後を触っていたのだ。
北人「ねぇ、ここちょっと腫れちゃったね、痛くない?」
そう言って首筋に触れた。
A「いった……………」
北人「痛いか………ちょっと触るね?」
再び、首筋に触れると何かを塗った。
A「何してるんですか?」
北人「んー、お薬塗ってる。吸った後腫れちゃう人多いから持ってるんだけどね。」
A「………そうなんですか。」
北人「ん、OK。Aちゃんの血も美味しかったよ。」
A「ありがとう。」
北人「じゃあ、明日待ってるからね。」
そう言って家を出て行った。
その後すぐに、千紗先輩とゆいも帰って行った。
明日は学校、行こうかな。
先輩たちとゆいに助けられたな、と思った。
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Aqua(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2020年3月19日 21時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 私もこの作品大好きです! (2020年3月19日 13時) (レス) id: 9db1285e05 (このIDを非表示/違反報告)
Aqua(プロフ) - まおさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月18日 10時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 面白いですよもっと書いて下さい (2020年3月18日 0時) (レス) id: ba7504b56b (このIDを非表示/違反報告)
Aqua(プロフ) - ななさん» ありがとうございます。 (2020年2月24日 9時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Aqua | 作成日時:2020年1月16日 21時