怖がらないで？〔Hokuto Yoshino〕

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Hokuto side



北人「じゃあ前みたいに、うさぎさん見てようか。」




杏奈「A、動いたら危ないからちょっと抑えるね？」




A「…うん。」




北人「怖かったらお目目つぶっててもいいからね？」




A「…うん。もう…やる？」




北人「うん。」




A「うん……」




北人「よし、じゃあちょっと頑張ろうね。」




A「んっ……ゴホッゴホッ…痛い……」




北人「痛いね……でも頑張れてるよ〜……もうちょっとだからね〜。」




A「ケホッケホッ……ゴホッ……ゴホッ…」




北人「よし、じゃあ終わり。頑張りました〜。」




杏奈「よく頑張ったね〜(撫)」




A「……ケホッ……(泣)」




北人「ごめんごめん、痛かったね。でももう痛いこと終わりだよ？」




A「……うん……」




北人「ちょっと最後にもしもしとお喉見させて？」




A「痛くないよね？」




北人「うん、痛くない。ね？」




A「うん。」




北人「じゃあ、洋服捲れるかな？

. よし、じゃあもしもししてくから深呼吸しててね。」




A「スー…ハー…スー…ハー…」




北人「ん、次お背中ね。」




A「スー…ハー…スー…ハー…」




北人「よし、じゃあ最後！お喉見るよ〜お口大きくあーんして？」




A「あー」




北人「ん。終わり。じゃあ、お薬出しとくからちゃんと飲んでね？」




A「うん。」




杏奈「よし、じゃあ一緒にお母さん待ってようか。」




A「うん。」



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母「A、ごめんね〜」




A「ママ〜」




母「頑張ったんだって？先生から電話もらったよ。」




A「うん。」




母「偉かったね〜。」




A「うん。」




母「では、失礼します。ありがとうございました。」




杏奈「いえいえ。A、じゃあね！」




A「バイバーイ！」






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