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you side
樹くんに「どうぞ」って言われて入ったのはおそらく、処置室。
この、処置室に漂う消毒液の匂いが患者になったときだけ無駄に鼻につくんだよね。
樹くんに促されて１つの椅子に座る。
すぐに、目の前に採血台が置かれて、隣にあるベッドには、針と注射器が置いてある。
樹くんが目の前に座って、ゴム手袋をはめた。
樹「手、貸して？」
A「痛くしないでよ？」
渋々、手を出す。
樹「大丈夫。ちょっと触るよ……よし、ここに刺すね。」
「消毒するよー」って言って、消毒ガーゼを滑らせる。
樹「じゃあ、いくよ。怖かったらあっち向いてて。」
いや、技術を盗みたいから、と、ガン見した。
チクッとしたと思ったけど、全然痛くなくて、刺した？って思ったぐらい。
しかも、一回で私の血管難しいのに入れてくれた。
終わったー、と思ったら全然針抜かないから何してるのかって思った。
樹「はい、終わり。ちょっとこのまま点滴つなぐね。あ、これ、北人さんの指示だから。」
よくみると、繋げようとしてるパックは鎮痛剤と生理食塩水の混ざったものでだった。
A「ねぇ、ちょっと待って。私、北ちゃんにお腹痛いって言ってない。」
樹「やっぱり、お腹痛かったんだ。最初に待合室にいた時お腹押さえてたから、
. 北人さんに報告したの。そしたら、点滴も繋いどいてって。」
A「そうなんだ。」
樹「じゃあ、待合室でまってて。今度は北人さんが直接呼んでくれるから。」
A「うん。ありがとね。」
まだ、若干痛むお腹を押さえながら点滴を持って待合室に戻った。
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Aqua(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします。 (2020年3月1日 12時) (
レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - いつも見てます。更新楽しみにしてますので頑張ってください。 (2020年2月29日 22時) (レス) id: 464a46d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Aqua(プロフ) - 投票してくださり、ありがとうございました。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2020年2月22日 10時) (レス) id: ebebec56bb (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - 2番がいいです！ (2020年2月21日 23時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 2でお願いします！ (2020年1月25日 18時) (レス) id: 6313432567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aqua | 作成日時：2020年1月13日 9時
