特別じゃない１日 nbkj 1 ページ45
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ピンポーン
俺はとあるマンションのインターフォーンを押した。
最初はシーンとしていたが、しばらく待つとバタバタしている気配を感じた。
「ちょ、誰？ちょい待ってや。」
ガチャっと音がしてドアが開いて康二が出てきた。
「えっ、しょっぴー！？
仕事中やないの？」
上下スエットで髪の毛は寝癖で凄いことになっている。
「ん、他の共演者さんの予定で中止になったんだ。
ひょっとして康二寝てた？」
「ドア開けたらしょっぴーがおってめっちゃびっくりしたわ。
おん、実は３度寝中やったわ。」
「寝すぎだろ、それ。」
「やって、別に予定なかったし寝たおしたろかなって思ったんよ。」
康二の後について中に入る。
正直何度も来たことあるから勝手知ったるなんとやらだけども。
「ふふ、嬉しいわ。俺が今日お昼から仕事なの覚えてたんやね。
午前は俺と一緒に居てくれるって思ってええの？」
康二が嬉しそうに俺の横に座ると腕を組んできた。
「まあな。康二この前言ってただろ、最近デートできてないから行きたいって。」
「え、ええの？
せっかく午前中空いたのに俺とデートしてくれるん？」
「ああ、仕事が中止になったとき康二の事思い出したんだ。
びっくりさせようと思って連絡せずに来たんだ。」
「マジかー！めっちゃ嬉しいわ。」
俺に抱きついて喜ぶ康二。
康二のこういうとこ可愛いなと思う。
「で、どうする？
どこか行く？」
「え、お出かけ！したい！！
どこにしよ。
もうすぐ１０時やんな。集合時間１３時やからそんな時間ないか。」
「それとも家でまったりするか？」
康二は首をブンブンと振った。
「出かけたい！お家でまったりもええけど出かけよ。」
「じゃあ、それ寝巻きだろ？着替えてこいよ。」
「おん、特急で着替えてくるわ。」
と言いながら康二は着替えに行ってしまった。
どこに行くかなとかんがえてると康二が戻ってきた。
「はぁ？お前そのカッコ何？」
顔が隠れるようなハットにサングラスにマスクと怪しさ全開だ。
「やって、バレて騒がれたら嫌やん。
せっかくのデートなのに声かけられたくないし。」
「いや、それ逆に目立つぞ。」
俺は康二の帽子を脱がしてサングラスを取った。
康二がむくれてほっぺたを膨らませてる。
「俺としてはデートなのに康二の顔がこんなに隠れてんの嫌なんだけど。」
俺の言葉を聞いた瞬間康二の顔が赤くなって緩んでいく。
素直な康二が可愛い。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 罰ゲームの話気なってくださり嬉しいです。近々続きをあげる予定です！いやいや、むしろ読んでいただきホントにありがとうございます。コメントいただきめっちゃヤル気出ました＼(^o^)／ (7月5日 18時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - ふかこじの罰ゲームのお話気になります笑いつも良いお話ありがとうございます(*´ω｀*) (7月4日 22時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！嬉しい言葉たくさんでニヤけてしまいました♪はわ、タグ教えていだだきありがとうございます。うっかりしてたので外しました。助かりました！！ (6月25日 13時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄く良かったです！！何時も見てて何度も読み返すほど大好きです！これからも応援してます！私は見る専なのでまだ占いツクのルールは分からないのですがタグにオリジナル作品と付いたまま？になってます、長文失礼しました (6月25日 12時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年6月25日 11時
