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「ケーキは後からにする？」
「デザートは別腹！食べる。」
「了解。」
ショートケーキを冷蔵庫から出してくれた。
「ヤバッ、これ美味しい。
康二くんも食べて。」
ケーキをフォークに乗せて康二くんに向けると少し照れながらそれを食べた。
「マジや、うまっ。
ラウこれも美味しいで。」
今度は康二くんが俺に食べさせてくれた。
幸せな時間に顔が緩むのを感じる。
「そんな美味しかったん？
嬉しそうにして。」
「美味しかったよ。それ以上にこの時間が嬉しくて。」
「ラウールは大袈裟やわ。」
顔を赤くしながら言われても説得力ないんですけど。
食べ終わると康二くんは片付けを始めた。
俺はすかさず自分のつかった食器を持って康二くんの横に並ぶ。
「今日はラウの誕生日やしあっちでゆっくりしててええで？」
「今日も一緒に洗うよ。その方が早く終わるし康二くんとの時間も増えるじゃん。」
いつも通り、俺が食器を洗って康二くんがゆすいで並べる。
逆も試したことあるけど、並べ方が下手で俺だと乾燥機に入りきらなかった。
「ありがとな。
さっさと洗い終わってゆっくりしよな。」
「康二くんとなら何でも楽しいから全然いいよ。」
２人分だからすぐ終わった。
「康二くん、今日はありがとうね。」
横に並んでいた康二くんを抱き締める。
康二くんは俺の腕の中で赤くなってもがいてる。
「あ、俺プレゼントがあるんやわ。」
俺の腕のなかから、強引に抜け出すと何やら小さな袋を持ってソファに座った。
「康二くん待ってよ。」
俺はその横に座った。
「はい、これ。」
「あけていい？」
渡されたものを開けてみると、中からシルバーのアクセサリーが出てきた。
小さい指輪みたいな輪っかが2連になっているネックレスだった。
「シルバーを１９歳の誕生日にプレゼントするといいって何かで見たんや。
１９歳おめでとう。」
「ありがとう。
でも、それ女の子じゃなかったけ？」
「え、そうなん？ゴメン。」
「ううん、康二くんは俺のこと考えながらこれえらんだんでしょ？
それだけで嬉しい。つけていい？」
「着けてやるわ。
ん、似合ってる。」
着けた俺を見て満足そうな康二くん。
「うん、いいね。ありがとう。
俺いつもつけるよ。」
「おん、つけやすいようにネックレスにしたん。
喜んでもらえてよかったわ。
にしても、もう１９やな。」
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まや(プロフ) - YUKIさん» 罰ゲームの話気なってくださり嬉しいです。近々続きをあげる予定です！いやいや、むしろ読んでいただきホントにありがとうございます。コメントいただきめっちゃヤル気出ました＼(^o^)／ (7月5日 18時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - ふかこじの罰ゲームのお話気になります笑いつも良いお話ありがとうございます(*´ω｀*) (7月4日 22時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！嬉しい言葉たくさんでニヤけてしまいました♪はわ、タグ教えていだだきありがとうございます。うっかりしてたので外しました。助かりました！！ (6月25日 13時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄く良かったです！！何時も見てて何度も読み返すほど大好きです！これからも応援してます！私は見る専なのでまだ占いツクのルールは分からないのですがタグにオリジナル作品と付いたまま？になってます、長文失礼しました (6月25日 12時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年6月25日 11時
