罰ゲームって知ってるんで fkkj？ 1 ページ21
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「向井康二くん、好きです。
付き合ってください。」
３年の人気者で俺とは全く釣り合わない深澤先輩に告白された。
向こうをちらちら見ながら落ち着かない感じで、しかもちょっとこんなことしていいのかなという罪悪感が透けて見える。
なぜ、わかるかって？
俺は聞いてしまったのだ。
３年のトイレで、先輩が罰ゲームで俺に告白することになったことを。
本来なら１年の俺が３年のトイレを使うことはない。
ただ、あの時は担任から３学年の先生に渡し物を頼まれたのだ。
それで届けた後トイレに行きたくなって３年のトイレに向かった。
トイレに入ろうとしたとき中から声がした。
３年だろうし、いるならちょっと面倒だなと入るのをためらっていた。
「ふっか、ゲームに負けたんだから罰ゲーム決定な。」
「えー、まじかよ。何するの？」
「まあ、定番の告白かな。
さすがに女子にはかわいそうだから男でいいんじゃね？
あ、最近１年に転校生が来ただろ？
なんかあの暗い感じの。
そいつでどう？」
「ん、向井くん？」
いきなり自分の名前が出てきてびっくりした。
係が一緒で深澤先輩とは顔見知りと言ってもいいと思うが、ちゃんと名前まで把握されていることにびっくりした。
「そういう名前はどうか知らんけど、そいつで決定な。
まあ、さすがにモテるお前でも男なら振られるだろうからドーンといってこいよ。」
「振られる前提なわけ？酷いな。」
中では会話は続いていたが、俺はその場から去った。
これ以上聞きたくなかったから。
これが、３日前。
でも、その日も次の日も告白なんかなかったから罰ゲームは流れたのだと思っていた。
だから、びっくりした。
今日深澤先輩に呼ばれて。
罰ゲームは３日遅れで決行されることになったわけか。
で、冒頭の告白に繋がるというわけだ。
俺の返事は····
「俺でよかったら。」
深澤先輩がびっくりした顔をしている。
そりゃ、当然だ。
振られるとしか思ってなかっただろうから。
「え···。
んじゃ、放課後迎えに来るね。」
深澤先輩は、びっくりした顔をしたがすぐに笑顔になった。
俺はこくんと頷いた。
俺が頷くのを見ると先輩は手を振ったあと去っていった。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 罰ゲームの話気なってくださり嬉しいです。近々続きをあげる予定です！いやいや、むしろ読んでいただきホントにありがとうございます。コメントいただきめっちゃヤル気出ました＼(^o^)／ (7月5日 18時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - ふかこじの罰ゲームのお話気になります笑いつも良いお話ありがとうございます(*´ω｀*) (7月4日 22時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！嬉しい言葉たくさんでニヤけてしまいました♪はわ、タグ教えていだだきありがとうございます。うっかりしてたので外しました。助かりました！！ (6月25日 13時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄く良かったです！！何時も見てて何度も読み返すほど大好きです！これからも応援してます！私は見る専なのでまだ占いツクのルールは分からないのですがタグにオリジナル作品と付いたまま？になってます、長文失礼しました (6月25日 12時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年6月25日 11時
