職員室での出来事 3 iw編＋ru ページ19
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「おー、照兄居たん？」
岩本の元に向かいにっこりと笑いかける向井。
「そりゃ、いるだろ。俺先生だし。」
「確かにそうやな。んで、何か用なん？」
「ほら、これやるよ。他の奴らには内緒な。」
岩本は向井の手にチョコを乗せた。
「ありがと。でも、照兄はこれが目的ではなく俺が困ってそうだから呼んだんやろ？」
向井がいたずらっぽく笑う。
「そんなんじゃない。」
「そうなん？まあでも助かったわ。
さすがに恥ずかしかったんやもん。」
「だから違うって。
それよりいい加減先生つけろよ。」
岩本はそっぽを向きながら言った。
「えー、漢字違うけどイワモト２人おるやん。どっちかわからないやん。」
この学校には岩元もいた。
「じゃあ下の名前で呼べばいいだろ？」
「照先生？なんか照れるわ。」
向井に照れくさそうに呼ばれて岩本は黙り込んだ。
「なんか言ってや。
でも俺的には照兄の方が俺だけの呼び方やし好きなんやけどな。」
向井が少し口を尖らせて言った。
「俺だけってなんだよ。
もう、勝手にすればいいだろ。」
岩本は先生はついていたが下で呼ばれたことにドキドキしていたら俺だけの呼び方とか言われて一瞬顔がニヤけそうになったがこらえた。
「うんじゃ、照兄がええ。
で、照兄は膝に座らせてくれへんの？」
「まったく膝の上好きすぎるだろ。」
岩本は口ではそんなことを言っていたが、ほらと言わんばかりに両腕を広げた。
「やったー！」
向井は喜んで岩本の膝の上に座ったが、興奮のあまり(！？)そのまま膝に跨がってしまった。
「えっ？」
普通は背中が来るはずが向井と目があって岩本は激しく動揺した。
「しまった、方向間違ったわ。
····でもまっいっか。」
向井はほんの少しだけ考えた後、岩本に抱きついた。
「めっちゃ、照兄の膝の上安定感ハンパないわ。」
岩元がおずおずと向井に手を回そうとしたその時職員室の扉が開いた。
「入ってもよろしいでしょうか？失礼します。」
ラウールはキョロキョロ辺りを見渡した。
向井を見つけるとツカツカとまっすぐ向井のとこに来た。
「もう康二くん探したんだからね。」
「お、ラウールや。もう終わったん？」
向井はラウールの声に岩本から降りた。
岩本の向井に回そうとした手が虚しく宙に残った。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 罰ゲームの話気なってくださり嬉しいです。近々続きをあげる予定です！いやいや、むしろ読んでいただきホントにありがとうございます。コメントいただきめっちゃヤル気出ました＼(^o^)／ (7月5日 18時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - ふかこじの罰ゲームのお話気になります笑いつも良いお話ありがとうございます(*´ω｀*) (7月4日 22時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！嬉しい言葉たくさんでニヤけてしまいました♪はわ、タグ教えていだだきありがとうございます。うっかりしてたので外しました。助かりました！！ (6月25日 13時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄く良かったです！！何時も見てて何度も読み返すほど大好きです！これからも応援してます！私は見る専なのでまだ占いツクのルールは分からないのですがタグにオリジナル作品と付いたまま？になってます、長文失礼しました (6月25日 12時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年6月25日 11時
