停電の夜に mmkj ページ14
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勢力の強い台風が近づいて来ているらしい｡
今日の天気は大雨で風も強かった。
台風が通り過ぎるのは夜中らしいが今日は仕事が終わったらさっさと帰ってと考えていたが撮影が長引いて帰る頃にはうす暗くなっていた。
家に帰り着いて電気をつけようとしたがつかなかった。
もしやと思い停電情報を見てみると、この家の近くで断線がありで停電しているらしい。
「マジか。やられたわ。」
考えてみたらマンション自体明かりがなかったことに気づく。
携帯の明かりを頼りにろうそくをつけるとホッとした。
外を見渡すとこの周辺だけはついておらず、ちょっと離れたとこでは明かりがついている。
「うーん、どっかホテルにでも泊まろうかな。
停電はこの辺だけみたいやし。」
あたりはいつの間にか薄暗かったのがすっかり暗くなっていた。
風も強さをましてきている。
移動するなら早めがいいだろう。
どうしようかと考えていると、携帯が光った。
着信だった。
「あ、康二。今ニュース見たんどけど康二のとこに電気ついてる？」
めめだった。テレビで俺の家の周りが停電なのをしって電話をくれたようだった。
「アカン、停電しとるわ。
だからどうしようかと今思ってたとこやったわ。」
「やっぱり。俺康二のとこ行っていい？」
俺のこと心配してくれるのは嬉しいし、気持ちはありがたいけど迷惑かけたくない。
「いや、停電ぐらい大丈夫やで。」
「俺が心配なの。行くから待ってて。」
めめはそう言うと電話を切ってしまった。
「ちょ、めめ。って切れてるわ。
こんな風強い中来てもらう方が俺的には心配なのに。」
でも、俺の顔はにやけてると思う。
恋人が自分のこと心配して来てくれるって嬉しい。
暗いのが嫌だったので、めめがくるまでにろうそくをおきまくった。
ドアがガンガン叩かれる音がしてめめが来たのがわかった。
携帯の明かりでめめを出迎える。
「康二大丈夫？」
「こんな風の強い中来てくれてありがとな。」
まだ玄関で立っているめめに抱きつく。
「康二と一緒にいたくて来ちゃった。
あ、何か食べた？俺まだだったからコンビニで買って来たんだけど。」
「まだやで。そういえば、何も食べてなかったわ。」
「じゃあ、多めに買ってきて正解だったね。」
自慢気に袋を揺らすめめがかわいい。
ここが停電なだけで、食べに行くこともぜんぜん可能なんだけど黙っとこう。
中に招き入れた。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 罰ゲームの話気なってくださり嬉しいです。近々続きをあげる予定です！いやいや、むしろ読んでいただきホントにありがとうございます。コメントいただきめっちゃヤル気出ました＼(^o^)／ (7月5日 18時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - ふかこじの罰ゲームのお話気になります笑いつも良いお話ありがとうございます(*´ω｀*) (7月4日 22時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！嬉しい言葉たくさんでニヤけてしまいました♪はわ、タグ教えていだだきありがとうございます。うっかりしてたので外しました。助かりました！！ (6月25日 13時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 凄く良かったです！！何時も見てて何度も読み返すほど大好きです！これからも応援してます！私は見る専なのでまだ占いツクのルールは分からないのですがタグにオリジナル作品と付いたまま？になってます、長文失礼しました (6月25日 12時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年6月25日 11時
