希う 続編 ab→kj ページ46
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康二を俺のものにすると決めた日から俺の地道な活動が始まった。
俺が康二の横にいるのがあたり前にしようと思ったのだ。
康二の中では休みの日一緒に出かけるメンバーに俺は入ってないだろう。
メンバーの中では、きっとふっかや翔太の方が一緒に過ごしている。
だから、まずは最近康二が嵌っているゲームに嵌まったことにして康二とよくオンラインで対戦している。
もちろん、ゲーム中の会話も忘れない。
康二はなんだかんだで器用でやり込むタイプでだからゲームが上手い。
俺はそうでもないから、めちゃめちゃ練習した。
俺がやり込んでいることがわかると康二は俺をゲームによく誘ってくるようになった。
俺ももちろん誘っている。
この前は、康二の家で一緒にゲームした。
その時に康二の手料理を食べた。
俺は目標に一歩一歩近づいているつもりだった。
でも、それがセオリー道理行かないのが康二だった。
「あべちゃん、おはよう。
久々なはずなのにそんな気せいへんな。」
久々のグループでの収録。
俺の横に当然のように座る康二。
「そりゃ、オンラインでは昨日もあってるもん。
でも、俺は康二に会えるの楽しみにしてたけどね。」
康二に目を合わせてニッコリ笑顔で言った。
「なんや、それ。嬉しいこと言っちゃって。」
康二は楽しそうに笑って言った。
でもそれだけだった。
俺とっておきの笑顔をで甘めの声で言ったつもりだったのにぜんぜん響いてない。
あれ、ちょっと前の方が照れた顔してた気がする。
「それより今日アップデートあるんよね？
楽しみなんやけど。」
康二が携帯を見せてきた。
一瞬何の話だ？って思ったけどゲームのことだと気づく。
「だね。今日も康二はログインするの？」
「そのつもり。明日は午後からやからゆっくりできるんよ。」
「そうなんだ。俺朝早いんだよね、残念。」
「え、あべちゃんできないの？俺夜一緒にできると思いこんでたわ。」
「あ、ちょっとだけならって思ったけど勉強しなきゃいけないんだった。」
本当なら、勉強は明日でもいいんだけど康二の中で俺はゲーム仲間におさまっていることに気づいたからここは引いてみようと思ったのだ。
「そっか、じゃあ他のヤツ誘うわ。」
だけど康二は、あっけらかんと後輩を呼ぼうかなとか話している。
ちょっと悔しいけど、勉強も１日だけでは心もとないし結果が残せないのも嫌だから仕方ない。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 喜んで貰えたようでよかったです＼(^o^)／こちらこそリクしていただきありがとうございました(#^.^#)私でよかったらリクしてやってくださいな♪大歓迎ですので(^^) (5月29日 19時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - わー！ありがとうございます(⌒‐⌒)めっちゃ読みたかった感じになっててすごいです!ありがとうございました！またリクしたくなったらしちゃうかもです笑 (5月29日 7時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年5月29日 1時
