犬も食わない nbkj 1 ページ35
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「しょっぴー、大好きやで。」
「うぜぇ。」
抱きつこうとした康二をさっとよける翔太。
勢い余ってよろめく康二。
「しょっぴー酷い。ちょっとぐらいええやん。」
翔太に文句をいう康二。
見慣れた風景だ。
「何で俺が康二に付き合わなきゃなんないわけ？」
「え、俺がしょっぴーに構ってほしいから。」
康二がニヤッと笑って言った。
「はいはい、勝手言ってろよ。」
翔太は一瞬あっけに取られた顔をしたが、そっぽを向いてスタスタと行ってしまった。
康二が軽いため息をついた。
「康二おいで。」
俺は手招きして康二を呼んだ。
「だて、どうしたん？」
すぐやってきた康二を隣に座らせる。
「本当に翔太は素直じゃないね。」
「ん？見てたん？そうやね、しょっぴーはつんつんやから。」
「でも、康二と翔太は付き合ってるんでしょ？」
「えっ！何で知ってる···。」
康二が慌てて口を押さえる。
「やっぱりそうなんだ。
翔太があそこまでツンツンな態度をとるの康二ぐらいだしたまに二人で視線で会話してるときあるしね。」
「さすがだてやな。でも、このことは他のみんなには黙っといて。
しょっぴーに怒られるわ。」
うーん、俺以外もメンバー下手したら全員気づいてると思うんだけど。
「翔太が内緒にしたがってるの？」
「バレたらからかわれそうだから嫌なんやて。」
みんな気づかないふりしてるのは言った方がいいのだろうか？
「そっか、康二は翔太にツンツンな態度取られて嫌じゃないの？」
さっき見ていて気になったことを聞いてみた。
「うーん、本心じゃないのわかってるからな。
でも、しょっぴーツンツンしすぎやと思うねん。」
やっぱり多少の不満はあるのだろう。
「なんかで組分けするとき、俺と一緒になると毎回康二と一緒なのかよって言うし。
俺は一緒で嬉しいのに。」
「康二がしょっぴーと一緒だーとか嬉しそうに言うから翔太照れちゃうんじゃない。」
「そうなんかなー？
他にも、俺が隣だと康二が隣？
うるさそーとか言うし。」
「あはは、それは事実じゃない？」
「だてもなかなか言うな。」
康二が笑いながら俺につっこんだ。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 喜んで貰えたようでよかったです＼(^o^)／こちらこそリクしていただきありがとうございました(#^.^#)私でよかったらリクしてやってくださいな♪大歓迎ですので(^^) (5月29日 19時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - わー！ありがとうございます(⌒‐⌒)めっちゃ読みたかった感じになっててすごいです!ありがとうございました！またリクしたくなったらしちゃうかもです笑 (5月29日 7時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年5月29日 1時
