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とうとうこの日が来たんやと思った。
俺のうちに着くまでの車はシーンとしていて居心地が悪かった。
マネージャーも俺達の雰囲気を察してほとんどしゃべらなかったし。
家に帰り着くのがあんな長く感じたの初めてやわ。
でも、帰り着いたら帰り着いたで今から話される内容を考えるとなんか胃が痛い気がする。
しょっぴーをソファーに座らせるとコーヒーを淹れに行った。
コーヒーの匂いでちょっとだけ落ち着いた。
「しょっぴー、はい。」
コーヒーを渡す。
「サンキュ。」
しょっぴーが専用のマグカップを受け取った。
このカップもう使わないかもなぁ。
俺は少し離れた椅子に腰かけた。
「康二、そんな離れたとこじゃ話にくいんだけど。
こっち座ってよ。嫌か？」
ちょっと困ったような顔で言われたら座るしかないやん。
ソファーが大きいことを幸いに端の方に座った。
俺としょっぴーの間に１人分ぐらいの間が空いていてそれを見たしょっぴーが苦笑した。
なんでしょっぴーがそんな顔して笑うん？
このあいた距離が切ないのは俺の方なのに。
「俺から話してええ？」
しょっぴーから言われる前に自分から言いたかった。
「怖い顔してんな。悪い想像しか浮かばないんだけど・・・。」
俺の寄せた眉を撫でてしょっぴーが言った。
「しょっぴー、俺達別れよう。
ひょっとしたらしょっぴー的にはもう別れてたつもりだったかもしれんけど。」
そもそも付き合ってたんだとか言われたら立ち直れないけど。
しょっぴーの顔が泣きそうな顔になった。
別れたいと思ってても人から先に言われるとショックを受けるんやろか。
そんな意地悪なことを考えてしまう。
「嫌だ！」
「えっ。」
しょっぴーに抱きしめられた。
「康二俺に愛想が尽きたんだろ？
でも嫌だ。]
「なんで？しょっぴーは俺と別れたいんやろ？
俺のこと好きじゃないんやろ？」
俺はしょっぴーの腕の中から抜け出そうとした。
なのにしょっぴーは俺の抵抗を許さずむしろキツく抱きしめられた。
「康二が好きなんだ。別れたくない。」
こんな時でも好きと言われて一瞬嬉しいと思った自分に、そんなこと言ってくるしょっぴーに腹が立った。
「バカにせんとって。俺のこと好きなわけないやん。」
ムカつきすぎて涙出てきたわ。
しょっぴーをドンと押してやっと自由になった。
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まや(プロフ) - YUKIさん» 喜んで貰えたようでよかったです＼(^o^)／こちらこそリクしていただきありがとうございました(#^.^#)私でよかったらリクしてやってくださいな♪大歓迎ですので(^^) (5月29日 19時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - わー！ありがとうございます(⌒‐⌒)めっちゃ読みたかった感じになっててすごいです!ありがとうございました！またリクしたくなったらしちゃうかもです笑 (5月29日 7時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2023年5月29日 1時
