7 ページ30
.
温泉は最高でした。
思わず康二くんの裸をバレないようにガン見しまったのは仕方ないだろう。
「ふぅ、気持ちよかったな。また、後から入らないと。」
温泉に満足したのかごきげんな康二くん。
「うん、最高！」
うん、濡れ髪とかちょっと着崩した浴衣とかいいよね。
「ラウそんなに温泉好きやったっけ？」
「康二くんと一緒なら何度でも入りたい。」
「なんやそれ。意味わからんわ。
あ、お土産屋さんや。見ていこうや。」
部屋に戻る途中にあったお土産屋さんで寄り道してから戻った。
部屋に戻るともうご飯の準備としてあった。
今回の旅行にこだわったものの１つが部屋での食事だった。
部屋での食事だったら、康二くんもお酒とか楽しめるのかなって。
俺と一緒のときは康二くんはほとんど飲まない。
まだ俺が飲めないってのもあるけど俺と一緒だと俺を家まで送り届けないとって思うらしい。
部屋ならすぐ寝られるしね。
「康二くんもうご飯にする？」
「そうやな、結構お腹すいたな。」
僕はフロントに電話した。
すぐに宿の方が来てくれて火をつけたりと準備をしてくださった。
ついでに布団も引いてもらった。
「カンパーイ！めっちゃ美味しそうやね。」
「カンパイ！ホント美味しそう。」
美味しそうな料理にテンションが上がる。
海が近いからか魚介類が多かったか、美味しそうなお肉もあった。
「うまっ。康二くんこれすんごい美味しいよ。」
「こっちも美味いで。」
お昼が軽かったせいかお腹が空いたのもあり箸がドンドン進む。
「康二くんこれ、地酒だって。飲んでみたら？」
「ラウ飲めんし、ええわ。」
「せっかくここだけしか飲めないお酒飲まないのもったいなくない？」
康二くんはしばらく悩んでいたが、飲むことに決めたようだ。
1杯飲んで美味しかったみたいでどんどん飲んでいた。
「康二くん大丈夫？」
「え、何がやねん。」
うわっ、目が座ってるよ。
これは完璧に酔ってるな。
「これは大丈夫じゃないね。俺手伝うから布団に行こう。」
「ぜんぜん大丈夫やで。あれ？」
康二くんはすくっと立ち上がったがすぐ座り込んだ。
「康二くんちょっとゴメン。」
俺は康二くんをお姫様抱っこすると隣の部屋の布団に運んで行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まや(プロフ) - YUKIさん» 喜んで貰えたようでよかったです＼(^o^)／こちらこそリクしていただきありがとうございました(#^.^#)私でよかったらリクしてやってくださいな♪大歓迎ですので(^^) (5月29日 19時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - わー！ありがとうございます(⌒‐⌒)めっちゃ読みたかった感じになっててすごいです!ありがとうございました！またリクしたくなったらしちゃうかもです笑 (5月29日 7時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まや | 作成日時：2023年5月29日 1時
