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配信開始の時間まであと少し。
俺は今回もパソコンの前にスタンバっていた。
ドキドキしながらパソコンの時間とにらめっこしていた。
時間になったら、すぐインライがスタートした。
『こんばんはー、ラウールだよ。
前回遅れちゃったから今日はぴったりを狙ってみたんだ。』
ニコニコの笑顔のラウール。
「はぅ、ラウールかわええ！！
ラフな髪型も似合うわ。」
セットしてないナチュラルな髪型でもラウールは可愛すぎる！
ってか美しいわ！！
『今日は予告遅くなっちゃってゴメンネ。
夕方にお知らせしたのにいっぱい来てくれて嬉しいな。』
始まって数分だけどもうたくさんの人が見てるみたいや。
さすがラウールやね。
『今日サイン会の結果がわかったと思うんだけど、たくさんの応募本当にありがとう！
本当はみんなと会いたかったんだけど、ちょっと無理だから抽選させてもらいました。
会える方は、会場で会おうね。楽しみにしてるよ！
今回会えない方ゴメンナサイ。また、会える機会を作るから待っててね。』
ラウールの言葉に一斉に結果がどうだったかでコメント欄が流れた。
ぱっと見た感じ行けない人も結構いるみたいだ。
「俺ラッキーやったのかもしれん。」
写真集につき１枚応募権があって俺は３冊で当たったけど中には１０冊買ったのに行けないと嘆いてる人もいた。
『本当に行けない方ゴメンネ。
一応１００名予定だったけど１５０名にしたんだけど。』
ラウールが悲しげな顔で言った。
コメント欄にラウールは悪くないだの、嘆いてごめんねなど
次会えるのを楽しみにしてる等のラウールを擁護するコメントが流れた。
それとラウール優しいのコメントも。
ラウールが天使やからみんなも優しいんやろな。
「サイン会ってことは１５０回サインせなあかんのよね、やっぱラウール優しいわ。」
会えない人もいるんやし、この機会を大事にラウールを目に焼き付けて来ようと俺は決意した。
『みんなありがとう！次会える機会を絶対作るからね。
それと会える方も人数増やした分簡単なサインになっちゃうし１人あたりの時間短くなっちゃうかもだけど。』
「きっと俺増やしたから行けるような気がするわ。
会えるだけ嬉しいからぜんぜんええわ。」
結局毎度のごとくラウールを見ながらニヤニヤしているうちに配信は終了した。
サイン会楽しみにやなぁ。
サイン会の仕組みとかわからないので適当でスイマセン。
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作者名：まや | 作成日時：2024年2月18日 22時
