・ ページ24
,
携帯がまた震えた。
俺は急いで携帯の画面を見た。
ラウールからだった。
こんな送ってすぐ返事が返ってくるなんてひょっとしてラウールは俺の返事待ってたんやろか？
たまたますぐ気づいて返信してくれただけかもしれないけど嬉しい。
絶対俺ニヤニヤしてるんやろな。
ドキドキしながら、ラウールの返信を見た。
俺は見た瞬間変な声を出してしまった。
ラウール本当にすごく楽しかったよ!
途中で仕事忘れて康二くんとデートしてるような気分になったもん😁
「ひゃあ、デートって！何言ってるんラウールってば。」
思わず携帯を伏せた。
確かにデート中の相手視点からのラウールというのが俺の中でのテーマやったけど。
恥ずかしくてラウールには言えなくて、ラウールには楽しんでくれたら俺が勝手に撮るからって言ってたのに。
なんだかバレバレだったみたいで恥ずかしい。
でも、楽しいと思ってくれたならよかったわ。
俺もラウールの色々な表情が見れて役得やったけど。
って、返事返さなアカンわ。
でも、なんて返そう。
素直に言うのは恥づいし・・・・
康二俺も楽しかった😊
短くなっちゃったけど仕方ないよな。
ホンマはこの後にまた、一緒に仕事がしたいとが打ちかけて消した。
一緒にってことは俺がまた写真撮るってことやもんな。
今回はスナップ写真だから俺みたいなヤツに出番が回ってきたんだろうけどラウールは売れっ子やし、俺じゃ無理やろな。
今回は神様がくれたご褒美で次はないんやろな・・・
現実を考えてしまってちょっと寂しくなってしまった。
そんなこと考えていた俺に届いたのは嬉しすぎる言葉だった。
ラウール今度は本当にデートできるといいな😁
もちろんまた僕を撮ってほしいし!
ラウールとデート！？
ヤバい、そんなこと言ってもらえて俺今死んでも後悔せんかもしれん。
ラウールとのデートを想像して顔が真っ赤になった。
いやいや、それはさすがにないやろ。
俺は自分の考えを打ち消すように頭を振った。
うん、社交辞令やな。
でも、社交辞令だとしても嬉しすぎる！
相手はラウールやし調子に乗っちゃアカンよな。
康二機会があったらぜひ!!
今日は本当にありがとうな😄
ラウールも忙しいやろうし、長々とラインできんやろなと思いこれで終われるような文章にしてみた。
あと少し続くよ・・
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まや | 作成日時：2024年2月18日 22時
