・ ページ11
､
今日は月曜、Ｒさんと会う日だ。
正直めちゃめちゃ緊張している。
今日の出来によっては仕事がもらえるかどうかの瀬戸際なのだ。
俺としては写真で仕事していきたいのだ。
でもそれだけではやっていけないからバイトしてるけど。
緊張でこの数日ご飯も口を通らなかったし何するのも気がそぞろだった。
いや、ラウールの推し活は普通にしてたわ。
だって昨日インライあったから。
あいかわらず俺の推しは綺麗で可愛くて見とれるしか出来ない。
インライ中ずっと上機嫌でどうしたんやろって思ってたんやけど、終了直前に理由がわかった。
『明日はね、すっごい楽しみなことがあるんだ。
みんなは明日は週の始めの月曜で憂鬱かもだけど、みんなもきっといいことあるから頑張ってね！
それじゃ、またね！！』
そうか、楽しみなことがあるからいつもよりも楽しそうで可愛かったんやね。
まぁ、いつもかわいいんやけど！
「ラウ、俺明日頑張るわ！」
画面越しの手を振るラウールに俺も手を振った。
ラウールのインライが終ったらその日は早めに寝た。
約束の喫茶店に着いた。
約束の11時まであと10分。
それっぽい人はいなさそうだから見つけやすそうなとこに座った。
メールだが連絡先は交換したが一応目印に俺の写真集を見えるとこに置いた。
こうしてても落ち着かないし先に注文することにした。
コーヒーを注文して時間を見るとあと５分ほどだった。
その時カランとドアが開いた音がした。
俺と年の変わらないぐらいの男の人がキョロキョロとしている。
「もしかしてＲさんやろか？」
俺は手に写真集を持ってその人の元に向かってみる。
その男の人は俺を見つけると手に持った写真集を見たのかこっちに向かってきた。
「kojiさんですか？」
「は、はい。Ｒさんですか？」
緊張して声がうわずってしまった。
「あ、すいませんラじゃなかったＲは抜けれない仕事ができてしまって代わりに俺が来たんです。」
すまなさそうに謝ってくる彼。
そっかＲさんじゃないのか。
ちょっと残念・・・・。
「いえいえ、大丈夫です。えと、座りません？」
俺は自分の座っていた席に導いた。
前回に続き話進めてるだけでスイマセン。
今回はこんな感じかなと。６から話が動くようにしたいと思ってますのでもう少しお待ち下さい。
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まや | 作成日時：2024年2月18日 22時
