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「おい、康二来てやったぞ。」
店に入るなり声を掛ける。
いつもなら俺が入るなり駆け寄ってくる康二が少し遅れてやってきた。
「しょっぴーおかえりー！」
嬉しそうに俺に抱きつく。
「あ、やっぱりさっきまで客いたんだ。」
テーブルの上に片付け途中であろう急須も湯呑みがあった。
しかも湯呑みが２つ。
「うん、ついさっき帰ったんよ。」
ニコニコ顔な康二にちょっとだけイラッとする。
「さっきすれ違ったヤツだろうな。
もの好きもいたもんだな。」
「酷い！しょっぴーの方がもの好きやん。」
ほっぺを膨らませて文句を言う康二。
俺はその頬を押しつぶしながら言った。
「まあ、確かにもの好きだわな。
こんなとこによく来るなんて。」
「痛いやん、何すんの。」
康二は俺の手から逃げ出した。
「痛くしてんの。
ってか、おかえりじゃなくいらっしゃいませだろうが。」
店に来た客に言うセリフじゃないだろうが。
「ええやん。仕事帰りやろ？
おかえりでええやん。
そっちのほうがよくない？」
キョトンとした顔の康二。
「はぁ、人の気持ちも知らないで。」
「ん？なんのこと？」
俺は思わずため息が出た。
「あ、しょっぴー新しいの入れたってばーちゃんが言ってたで？」
康二は俺ため息を気にとめず違う話題を話しだした。
まあ、いつものことだけど。
「お、まじかよ。」
俺は気を取り直していつものとこを覗く。
「やった、これ食べたことないヤツだ。
美味しそう、さすが夢さん。」
俺は新作のグミを手にとって喜ぶ。
「ホンマしょっぴーグミ好きやね。
そんな喜んでくれたらばーちゃんも喜ぶと思うわ。」
夢さんとは康二の祖母で、昼間のここの主だ。
もともと、俺は夢さんの時間帯にここに通っていた。
ここは、妙に品揃えがよいのだ。
他の店に置いてないものとかも多くて俺は気にっていた。
だが、仕事がバタバタしだすといけない日もあったのだか、ある日夢さんから夜もここはやってるよと言われた。
『私じゃなく孫がやってるんだけどね。
夜は客が少なくて寂しいらしいからよかったら行ってあげてくれない？』
俺はびっくりした。
夜に駄菓子屋を開ける意味があるのかわからなかったから。
『まあ、ちょっとね。たぶんあんたはあの子のこと気にいるんじゃないかな。』
なんて言われてちょっとした期待をもってやってきたのに孫は男だった。
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まや(プロフ) - みとこんどりあ 。さん» はじめまして(*^^*)私関西圏の人ではないので彼ならこんなふうに話すかなと妄想しながら書いてるのでそう言ってもらえてすごく嬉しいです(^^)仕草の書き方とかも好みとか言っていただけて幸せです♥コメントありがとうございました！ (2月4日 20時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
みとこんどりあ 。(プロフ) - コメント失礼します🖐🏻⭐ はじめまして！むむさんの関西弁とか、仕草の書き方好みすぎますㅠㅠ (2月4日 16時) (レス) @page5 id: 09eed77e78 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - るぅさん» はじめまして、コメントありがとうございます！るぅさんはfkkjが1番なんですね(^^)この2人もいいですもんね♡もともと考えていたので書こうとは思ってます！ひとまずメインが誰が決めずに何人か書いてその後に決めることにしましたwww (2月3日 9時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - fkkjが1番好きなのでfkkjだと嬉しいです〜！！ (2月2日 23時) (レス) id: 1c6c4ed97c (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - YUKIさん» YUKIさんコメントありがとうございます😊nbkjですか！私もnbkj大好きです（笑）今のところあべちゃんかふっかさんにしようかなと思ってたのですがしょっぴーもいいですよね！むー、悩む！この彼かどうかは置いといて、ひとまずしょっぴーは出そうと思ってます！ (2月2日 21時) (レス) @page2 id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まや | 作成日時：2024年2月2日 15時
