オレンジスマイル

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「お兄ちゃんのお名前教えて？」


「ラウールだよ、康二くん。」


「らうーる？」


ひらがな呼びな感じが可愛い。


「ラウでもいいよ？康二くんはなんて呼ばれてるの？」


「ラウがええ。こーちゃんはこーちゃんって呼ばれてるよ。」

自分のことこーちゃんって呼んでるんだ、可愛い。


「じゃ、こーちゃんって呼んでいい？」


「おん。ラウも一緒に食べよう。」

自分の持ってるお菓子を僕にわけてくれる。

小さい頃から優しかったんだな、康二くん。

小さい子は動いてるだけで可愛いのに、康二くんの小さい頃と思うと可愛さ割増しだ。


「ありがとね、こーちゃん。」

僕がお礼をいうとこーちゃんがポッと顔を赤くした。


「ラウ、格好ええな。王子様みたい。」

どうやら僕の容姿がお気に召したようだ。

目をキラキラさせながらジッと見ている。

こーちゃんがもっと近づいて僕を見たいようだったから僕の膝の上に乗せてあげた。


こーちゃんが嬉しそうに僕にくっついてくる。

なにこの可愛い生き物。

上着がめくれ上がってかわいいお尻が見えてる。

お尻！あ、パンツも康二くんのじゃあでかいから中は裸じゃん。


「こーちゃん洋服大きいね。ちょうどいいのないか探しに行こうか？」


僕が腕を広げるとこーちゃんはそこに飛びついてきた。

僕は抱っこして、衣装さんのところに行った。



















状況がわかりにくいですね。
いつも弟扱いのラウールがお兄ちゃんぶるのと小さいこーじくん書きたいという欲求だけで書いた話だったのであまり深いこと考えないでやってください(笑)


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