オレンジスマイル

sweet　time　nbkj　1 ページ32

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ｋｊ「しょっぴーなんて大嫌いや。」


ｎｂ「あっ、そう。俺もお前なんか嫌いだよ。」


ケンカの理由はよくあるしょうもないことだった。

でも、それが引き金となって気になっていることをぶちまけてしまったのだ。





みんなに俺と付き合ってることを言いたくないしょっぴー。

ホントは言いたい俺。

だってしょっぴーは俺のだって言いたいやん。

俺はしょっぴーのもんだって言ってほしい。




だから、ケンカになったときそのことを言った。

でも、ぜんぜん取り合ってくれない。

悔しくなってつい大嫌いって言ってしまった。


一瞬しょっぴーがびっくりした顔をしたがすぐ表情をなくして俺に同じこと言ってきた。

嫌いって言われた・・・。



同じこと返されただけなのに目の奥がつーんとしてきた。






ｓｋ「何２人ケンカしているんの？
康二泣いてるじゃん。」


さっくんが思わず涙があふれてしまった俺見つけてあわてて来て俺を抱きしめた。



その様子を見て他のメンバーたちも近寄ってくる。

最初からみんないたのだが、俺としょっぴーの口喧嘩はいつものことだから気にしてなかったんだと思う。

さすがに俺泣きだしたからみんなが集まってしまったんだろう。





ｋｊ「単なる口喧嘩だから気にせんとって。」


泣いとって気にするなもないやろうと思うけど、涙が止まらない。


ａｂ「また翔太が言い過ぎたんでしょ。
泣かないで。」


頭を撫でてくれるあべちゃん。

今それはヤバいわ。

頭を撫でるやわらかい感触に涙腺が壊れてしまいそうや。



俺が余計泣き出したことによってしょっぴーをみんな見ている。


しょっぴーが顔をプイと背けた。



ｋｊ「しょっぴーだけが悪いんやないんよ。
勝手に俺が泣き出しただけや。」


このままじゃしょっぴーが悪者になってしまう。


ｎｂ「別に俺何もしてないぞ。ちょっとした口論になっただけだし。」


ｒｕ「でも、康二くん泣いてるじゃん。あーあ、かわいそうに。」


俺を抱きしめていたさっくんごとラウールが抱きしめる。

さっくんとラーウルに挟まれるように抱きしめられていると手を引っ張られた。







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