6 (改)少しだけ書き足しました) ページ25
.
帰りの車の中でだてがぼそりと呟いた。
「康二が俺のこと好きになってくれてよかったよ。」
「そうなん？」
助手席のだてに目を向ける。
「ああ、俺告白した時ぜんぜんわかってもらえなくてがっかりしたんだけど逆に燃えたんだよね。
康二が俺のこと友達として好きなことは知ってたからそれを恋愛面で好きにならせてやろうって。」
「マジか！俺めっちゃ狙われてたん？」
「まぁ、そうだね。
俺康二を誘うため、康二が空いてそうな日をマジ吟味したし。
誘われた時は予定があっても無理くりでも予定空けたりしてたんだよ。」
道理でだてが誘ってくるタイミングがよかったのはそういうわけやったんや。
「無理させてゴメンな？」
だてはくすっと笑って言った。
「好きな子の誘いは断れないでしょ。」
そんなドヤ顔で言われてもカッコいいなんて思わないからな！
「康二顔赤い。照れてるの？」
「気づいてもそこは言うなや。」
「照れてる康二が可愛いから言わずにいられないだろ？」
真顔で返されてしまった。
うん、余計なことは言わないでおこう。
でも、これは聞きたいかも・・・。
「だては俺にだてのこと好きにならせる自信があったん？」
「さぁ、どうだろう？」
「だて、ズルい。今日だって俺に言わせたやん。」
「いやいや、俺もうすでに言ってたし。
その前正直傷ついたんだよ。康二の口から好きだって聞きたかったんだよ。」
「ごめん・・・。」
だての告白スルー事件のことを言われると何も言えない。
「まぁ、過ぎたことだし無事康二と付き合えたわけだしね。」
頭を撫でられた。
「そうやね。あ、晩御飯どうする？」
外は薄暗くなってきている。
「簡単なものなら俺作るよ。」
「じゃあ、ご馳走になるわ。」
お言葉に甘えてだてのうちを目指した。
「康二何なら泊まっていけば？
さすがに今日の今日だから手出さないし。」
「当たり前やろ！？何言ってんねん。」
「あ、キスは手だしたうちに入る？」
「入るやろ！」
「細かいこと気にしちゃいけないよね。」
だてがイヤににっこり笑って言った。
俺は背筋に寒気を感じて今日は早々に帰ろう！と心の中でこっそりと誓った。
まぁ、そのうちな・・・・////
おわり
dtkjのリクいただいていたので書いてみました。
壁のネタもちょっと入れてみましたー。前回の没のdtkj話とつながっているかもしれない。
リクエストありがとうございましたー！！！
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 201人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まや(プロフ) - わたたいさん» す、スイマセン私には難しいかと。悲しい系や辛い系は書かない(書けないかも)ことにしてるので。 (11月12日 0時) (
レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - まやさん» 病系でも大丈夫ですか？ (11月11日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - わたたいさん» はじめまして！リクエスト大丈夫ですよ(*^^*)よかったらしてやってくださいな。ただ内容によっては答えられないときとかもありますが(^_^;) (11月9日 7時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - こんばんは!リクエスト大丈夫ですか？ (11月9日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - YUKIさん» リクエストありがとうございました!キュンキュンしてもらったようで良かったです(*^^*)壁は私のとこもムリですがTverにお世話になってます。田舎に住んでるので大概のものがそんな感じですが（笑）はーい、よかったらまたリクしてやってくださいませ♫ ( (10月24日 19時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まや | 作成日時：2023年10月2日 0時
