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mm「そういや、ふっかさんもあまりさせてくれないんだ?」
kj「そうやね、重いからって嫌がるわ。」
そりゃ、大の男に膝に座られたら重い。
それを今俺は現在進行形で感じている。
kj「あ、めめ俺ずっと乗ってたわ。
重いよな、降りるわ。」
康二が慌てて降りようとした。
mm「いや、大丈夫。」
そんな康二を止めた。
なんだかちょっと悔しい気がしたから。
kj「ホンマ?無理せんでええんよ?」
俺の方を振り返り心配そうな康二。
mm「うん、座ってていいよ。
でも、ふっかさんならお願いしたら座らせてくれるんじゃない?」
kj「うん、なんだかんだ言いなら座らせてくれるんやけどな。」
康二が珍しく口ごもる。
mm「どうした?」
kj「うーんとな、ふっかさんホンマは座らせるの嫌やなんだと思うわ。
だからかな、セクハラみたいなことするんよ。」
mm「マジ!?セクハラ?」
kj「いやいや、そんな大げさなもんやなくて腰とか背中とか太ももを触ってくるだけやし。
ただ、触り方が妙にやらしくてくすぐったいんよ。」
mm「え、やらしく腰や背中触ってくるなんて完璧にセクハラだろそれ。」
kj「ふっかさんは何気なく触っただけやと思うんやけど、恥ずかしいんよな。
大体男をセクハラして何が楽しいん?」
いや、ふっかさんなら絶対楽しんでいる。
mm「セクハラかどうかは置いといて、座らなきゃいいしな。」
康二の目が泳ぐ。
これはやってるな。
mm「なんで座るんだよ。」
kj「いや、今回は触らないかなーって思って座るとまた····みたいな。」
たぶん、康二アホだから触られるって考えないんだろう。
で、ホイホイと座ると。
mm「じゃあ、今度から座るなよ。」
康二に座らないように釘を刺した。
kj「でもなぁ、前しばらくふっかさんに座ってなかったら拗ねられたことあるんよな。
康二は俺に座るのが嫌なんだろうって。」
mm「セクハラ受けても座るのかよ。」
kj「ふっかさんはただふざけてるだけやと思うんよ。
それにふっかさんのことも好きやからこれからも座るわ。」
康二に何言っても無理な気がする。
mm「勝手にすれば。」
それならふっかさんをセクハラで教育委員会に訴えるぞと脅しとこう。
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まや(プロフ) - わたたいさん» す、スイマセン私には難しいかと。悲しい系や辛い系は書かない(書けないかも)ことにしてるので。 (11月12日 0時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - まやさん» 病系でも大丈夫ですか? (11月11日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - わたたいさん» はじめまして!リクエスト大丈夫ですよ(*^^*)よかったらしてやってくださいな。ただ内容によっては答えられないときとかもありますが(^_^;) (11月9日 7時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - こんばんは!リクエスト大丈夫ですか? (11月9日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - YUKIさん» リクエストありがとうございました!キュンキュンしてもらったようで良かったです(*^^*)壁は私のとこもムリですがTverにお世話になってます。田舎に住んでるので大概のものがそんな感じですが(笑)はーい、よかったらまたリクしてやってくださいませ♫ ( (10月24日 19時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まや | 作成日時:2023年10月2日 0時