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kj「ラウール行ってしまったな。」


少し寂しそうな康二。

なもんだからつい言ってしまった。


mm「ここに座るか?」

kj「ええの?」


康二の目が輝き、あっという間に俺の膝に座った。


mm「ええの?って言いつつもう座ってるじゃん。」

kj「やって、時間空けてめめの気が変わったら嫌やもん。」


ちらちらとこっちを振り返る康二はニコニコしてて嬉しそうだ。

そんな康二がかわいく見えるのが悔しい。

康二を膝に乗せて1人でドキドキしてるのバレるの嫌だからさっきの話題に戻した。




mm「さっきさ言ってたけど、膝に座るようになったきっかけは舘さんなんだ?」


ラウールも話聞きたがってたけど俺が説明すればいいよな。


kj「そうやで。先生と話すときはだいたい近くのいない先生の席から椅子借りてたんよ。
でも、その日はだての周りの先生みんなおってな。
少し離れたとこから椅子借りようとしたらだてがココ座れば?って。」

mm「で、舘さん自分の膝を指したというわけ?」

kj「そうなんよ。優しいやろだて。」


康二がその時のことを思い出したのか嬉しそうに笑った。

いや、それ優しいというよりおかしくない?

先生が普通男子高生を膝の上に誘うか?


mm「そこでよく膝の上に座ったな。俺なら誘われても座らないけど。」

kj「えっ?せっかく誘ってくれたのに?」

mm「お前スゴイな。」


そこで座れるのが康二なんだろうな。


kj「膝の上に座るともっと仲良くなれる気せーへん?」

mm「いや、座らなくても仲良くなれるだろ?」

kj「でも、現に余計仲良くなったで?
だておもしろいよな。意外に天然なとこあるし。」

mm「そうだな。最近よく笑うし面白い。」

kj「たぶんな、だての面白さ引き出したの俺やと思うんよ。」


康二がニカっと笑って言った。

多少はそんな気もしなくはないが・・・。


mm「それは思い込みだろ?」

kj「やって、だてが言ってたもん。」

mm「じゃあ、たぶんなじゃないじゃん。」


康二がくすくすと笑っている。

2人の仲の良さを感じて少し胸がもやっとした。


なので舘さんの話題からそらした。










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まや(プロフ) - わたたいさん» す、スイマセン私には難しいかと。悲しい系や辛い系は書かない(書けないかも)ことにしてるので。 (11月12日 0時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - まやさん» 病系でも大丈夫ですか? (11月11日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - わたたいさん» はじめまして!リクエスト大丈夫ですよ(*^^*)よかったらしてやってくださいな。ただ内容によっては答えられないときとかもありますが(^_^;) (11月9日 7時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
わたたい(プロフ) - こんばんは!リクエスト大丈夫ですか? (11月9日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - YUKIさん» リクエストありがとうございました!キュンキュンしてもらったようで良かったです(*^^*)壁は私のとこもムリですがTverにお世話になってます。田舎に住んでるので大概のものがそんな感じですが(笑)はーい、よかったらまたリクしてやってくださいませ♫ ( (10月24日 19時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作成日時:2023年10月2日 0時

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